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初代iPod nano交換プログラムに応募(5) [無料・節約・ポイント貯め]

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昨日の晩、Appleから待ちに待った続報がありました。
初代iPod nanoの交換プログラム、ついに修理完了との事です!

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リンクから修理状況を確認すると、ステータスが「交換製品出荷済」になっています。11/18に修理依頼し、12/28に完了、出荷ということは40日程度、6週間弱で済んだことになります。

AppleのHPによると、iPod nanoがAppleに「届いてから」、交換品が届くまでに約6週間かかるということなので、返却は翌年になると思っていたのですが、もうヤマト便の手に渡っているなら、年内大丈夫そうです。

さらに、メールの下の方には気になる情報が。

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製品のシリアル番号が変更になったとのこと。いくら「交換プログラム」とは言え、まさか、iPod nano自体が別物に交換されたということなのでしょうか? 一応、修理がどうのこうのというメッセージがありましたが…

修理品が届くか、全くの別物が届くか。ドキドキワクワクしながら待ちましょう。


【追記】

…とか書いているうちに、すでに届けられて家族が受け取っていました。気になる中身は…(続く)

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ANAマイルと楽天ポイント [無料・節約・ポイント貯め]

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前回「もうすぐ1万マイル」と紹介したANAのマイルでしたが、すぐ増えて、本日10000マイルに達しました。

昔は有料のANAクレジットカードを持っていて、電気ガス水道、定期代に食料品、ありとあらゆるものをカード支払いして貯めておりました。そして、東京ー大阪間の無料フライトを何度も使うことができました。

そして状況は変わり、有料のクレジットカードを解約し、メインのカードは年会費無料の「楽天カード」になりました。大阪から東京に行くのも、友人の結婚式くらいです。これではマイルも貯まらない上、使い道もない…というわけではありません。6000マイルくらいの時点でクレジットカードを解約しましたが、1年半で残り4000マイルが埋まり、先程1万円分のポイントに変換手続きを終えました。

以下は、どのようにしてANAマイルを貯めたのか、ちょっとした解説です。


① ANAの会員権は「スルガ銀行ANA支店」で継続
いわゆるネット銀行ですが、セブンイレブン、ファミマ、郵便局等のATMが使えます。平日の日中、及び土曜の一定の時間は手数料も無料です。他にもANAマイルの貯まる特徴がありますが、筆者が最近使っている機能は下記の通り。

 ・キャッシュカードに付属のEdyを使えばマイルが貯まる
 ・クレジットカード引き落とし口座に指定し、引き落としごとにマイルが貯まる


② ネットで物を買うときは「ANAマイレージモール」経由
楽天市場、楽天ブックス、ブックオフオンラインなど、筆者がよく使うネット通販会社を、ANA経由で買うとマイルが貯まります。買い物額にもよりますが、塵も積もれば何とやら。

③ 他社のポイントは全部ANAマイルに交換
このブログのホストのSo-netのポイントを初めとして、ANAマイルに交換できるポイントプログラムはけっこう多く、かき集めれば馬鹿にならないポイントになります。


そのような積み重ねで、4000マイルを上乗せし、1万マイルに到達しました。10日〜2週間後には、交換した「楽天スーパーポイント」1万円分がわたしの楽天アカウントに追加される予定です。

さて、普段ならパソコン用品とかを買うのですが、今回は違います。家具関連になるでしょう。どうしてなのかとか、詳細については、今しばしお待ち下さいね。(バレバレかもしれませんが)

デルタ航空のマイルでホテルを予約してみた(後編) [無料・節約・ポイント貯め]

(前編より)
デルタ航空のマイル+わずかなお金でホテルを予約し、有頂天になっていた筆者でしたが、チェックイン予定の2〜3日前になって、冷や汗をかくような事態になってしまいました。

ふと、デルタ航空のサイトにはチェックイン時間を指定する項目が無かったことを思い出し、電話で伝えがてらに予約がちゃんと入っているか確認しようと思ったのでした。


受付「お電話ありがとうございます(以下略)」

筆者「すいません、先日デルタ航空のマイルのプログラムで部屋を予約した〇〇という者ですが、その確認と、あとチェックイン時間について(以下略)」

受付「ハイ、それでは〇〇様、お名前をフルネームで(以下、チェックイン予定日、部屋のタイプ等の質問)」

キーボードがカチカチ叩かれる音を電話越しに聞きながら、待つことしばし。

受付「申し訳ございません、◯◯様のお名前では、その日にはご予約を承っておりません」
筆者「え!? でもデルタ航空からコンファメーションのメールももらっているんですが」
受付「申し訳ございませんが、ご予約は承っておりません」


とりあえずデルタ航空からのメールに書かれていたReservation number(予約番号)を伝えてみるも、「ご予約は承っておりません」。デルタ航空に聞くしかないようです。

とりあえず通話終了し、デルタ航空のメールを見ると、問い合わせ先は米国の有料の番号です。これはかけたくない…パソコンでデルタ航空のHPを調べ、国内のマイル関連問い合わせの電話番号にかけてみました。


筆者「実はこれこれ、しかじかで予約が入ってないと言われたんですが」
受付「さようでございますか。お調べいたしますので、会員番号と、予約番号をお願いいたします。…ありがとうございます、恐れ入りますがそのままお待ちくださいませ」


丁寧な対応にホッとしつつも、保留で待つこと数分。これ、フリーダイヤルじゃないんですよね…細かい事ですが。

受付「お待たせいたしました。お調べいたしましたところ、マイレージでホテルを予約された場合、チェックイン直前までお客様のお名前がホテル側に通知されない場合がございます。この場合、弊社の予約という形でお部屋が確保されていることになります」
筆者「なるほど、じゃあデルタ航空さんの名前で部屋が予約されているんですね」
受付「いえ、そうではございません。弊社の担当部門では(以下、ややこしいので略)」

他にも米国の問い合わせ先の件とか、いろいろ話をしましたが、まあ要は「ホテル側ではチェックイン直前にならないと宿泊客の名前が知らされない」という話。

通話終了後、予約のメールをよく読み返すと、ちゃんと書いてありました。チェックイン予定日時の24時間前にホテルに知らされるとの事です。

で、ちょっと落ち着いたので「デルタ航空」「マイル」「ホテル」等のキーワードを組み合わせてググってみると、「ちゃんと泊まれた」という体験談が見つかり、「泊まれなかった」という体験談は見つかりませんでした。これでもうちょっと安心しました。

念のためにSkypeで米国のカスタマーサービスにかけてみましたが、時差のせいで時間外メッセージが。営業時間まで待っても、もうすぐクリスマスイブなんだから通常通りの対応はしてないでしょうね。無駄撃ち覚悟でメールも送っておきましたが、当日の朝、別な用事で家を出るまで待っても返信はありませんでした。まあできるだけのことはやりました。

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そして用事が終わり、夕方。さーちゃんと待ち合わせして、いざチェックイン。

受付「いらっしゃいませ」
筆者「デルタ航空から予約しました〇〇と申します」

普段は、常に軽い笑顔を心がけている筆者ですが、この時は真面目な顔をして、メールをプリントアウトしたものをズイっとカウンターに出しました。目は一瞬たりともそらしません。しかし、受付の人はプリントアウトを見もせず、端末の前で少しだけ指と目を動かすと、こう言ったのでした。



「ハイ、〇〇様、お待ちいたしておりました。本日より一泊、おふたり様でございますね」

ズコー!

とは言わないまでも、拍子抜け。それも、とてもいい拍子抜けでした。まあそれはさておき、名前と住所、電話番号を書いて、部屋のキーをもらいました。ここで、喫煙ルームが予約されていることが発覚。そう言えばデルタのHPで予約するとき、部屋の選択肢は「朝食付き」と「朝食なし」しかなかった記憶があります。さすがにクリスマスイブ、全館満室とのことで部屋の変更はできず、貸してもらった消臭スプレーを持って部屋に向かいましたが、中は全然臭いませんでした。廊下はタバコ臭かったのに、不思議です。

それからはもうすっかりくつろぎモード。夕食を買いに行って、戻って食べて、プレゼント交換して、楽しい夕べでした。部屋も、ベッドも、浴槽も大き目で、ゆったり過ごすことができました。翌日の朝食はヘルシーな和食で、美味しかったです。

さて、次はANAのマイルがもうすぐ1万マイル貯まります。こっちは何に使いましょうかね…

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デルタ航空のマイルでホテルを予約してみた(前編) [無料・節約・ポイント貯め]

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これは先日の話です。

筆者はデルタ航空の会員で、25000マイルちょっとのマイレージを持っていました。とは言え、本来はノースウェスト航空の会員として、同社やKLMのフライトで貯めたマイルでした。それがデルタ航空と合併されたため、筆者もデルタ航空の会員に変更となりました。

しかし、貯めたマイルがそのまま移行されたのは良いのですが、デルタ航空で25000マイルは使い道がありませんでした。一応、関空〜グアムの往復航空券と交換できますが、一人で行ってもつまんないし。

で、デルタ航空のHPにある「マーケットプレイス」なるコーナーを覗いてみると、なんと、マイルを様々な商品と交換できるではありませんか! これは素晴らしい!

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…と思ったが、間違いでした。

「マーケットプレイス」は米国以外に在住の顧客には利用できないというメッセージを見た瞬間、「やっぱりな」と思って脱力しました。しかし、文章の最後のところに希望の光が。

「インターナショナル・マーケットプレイスに、ホテル宿泊とレンタカーに交換できるオプションを追加しました」

これは、やってみる価値はあります!

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というわけで場所を「伊丹空港」に指定し、日付と部屋数・人数も指定し、検索をかけてみると、提携しているホテルが、数件出てきました(※写真は再現画像です)。

ところが、やはりというか25000マイルで宿泊できるホテルはありません。と思ったら、「マイルの不足分をクレジットカード決済で補うことができる」オプションがあるではありませんか。しかし、高級ホテルだと「マイル不足分を払う」より、「普通に予約する」方が安そうです。ここで迷うことしばし。

結局、33750マイルで泊まれる「東横イン」に決定。2人部屋で朝食付きです。約8700マイル不足でしたが、差額は$26.06。クレジットカード会社から1ドル80円の計算で請求が来るとすれば、2000円ちょっとです。

米国の航空会社だけに、普段使っているJCBカードが使えなかったので、マスターカードを使いました。2、3年前にメインのカードをVisaからJCBに切り替えて以来、たまにこういうことがありますが、マスターカードは残しておいて良かったです。

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ほどなく、デルタ航空から予約完了メールが飛んできました。予想では、「受付しました」というメールがまず来て、ホテル側の確認が取れてから「予約完了」メールが来ると思っていたので、意外でした。やっぱり予約システムもどんどん進化しているんですね。

これでクリスマスイブは完璧だ! と思っていましたが、宿泊の3日ほど前にある事に気づいて、ホテルに電話してみるとこんな返事が。


「お客様のお名前では、その日にはご予約を承っておりません」


後編に続きます。
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乾いた朱肉には… [無料・節約・ポイント貯め]

これは先程、父に印鑑を押してもらうため、とある書類を部屋まで持っていった時の話です。

「ん、この朱肉、もうアカンな」

どうやら、長年使い込んできた朱肉が干上がっていて、印鑑を押し付けてもインクが付く気配が全く無い模様。これは、最近仕入れたばかりの小ネタを披露する絶好のチャンス!!

「朱肉が乾いてハンコの文字が薄くなった時は、朱肉に水を垂らせばいいんだよ」

「なに、ほんまか」

「うん」

「…水は?」

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水が手に入らなかったので、隣の自分の部屋から、朱肉を持っていった筆者でした。最近学んだばかりの朱肉復活法を父に伝授することができず、非常に残念です。

なお、ちゃんとクッキリしたハンコが押したい方は、新しい朱肉かメーカー純正品の補充用インクを購入されることをおすすめします。水っぽくなりますので。
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家庭の省エネエキスパート検定(2011)課目Ⅲ [無料・節約・ポイント貯め]

「課目Ⅱ」が住宅の中で使う機器についてでしたが、最後の「課目Ⅲ」は住宅についてでした。


課目Ⅲ 住宅の省エネルギー

「省エネ住宅」と聞くと、そのように設計された新築住宅をイメージしてしまいがちですが、この課目では新築のみならず、すでに存在する住宅を「省エネリフォーム」する場合についての知識も問われます。例えば、このような問題が出ました。

=================================
【問題Ⅲー13】
集合住宅の省エネリフォームに関する以下の文のうち、誤っているものをひとつ選び記号で答えなさい。(配点3点)

ア.専有部分として区分所有者自らの判断によりできる省エネリフォームには、内壁、天井、床への断熱材の設置、内窓の設置、暖冷房・給湯設備等の高効率機器への取り替えなどがある。

イ.専有部分であっても工事中の騒音や資材の搬入などで、他の居住者に迷惑をかけたり、時には共用部分を傷つけたりすることもあるため、管理規約や使用細則により、管理組合への届出、専門委員会の承認などが必要となる場合が少なくない。

ウ.共用部分の省エネリフォームとしては、外壁・屋上の断熱材の施工、ガラスやサッシの取り替えなどがある。共用部分のリフォーム工事は、原則、その費用を共同で負担し、管理組合の総会の決議を経て実施することとなる。

エ.窓枠(サッシ)や玄関扉などは、通常の管理規約では専有部分とされ、各戸個人の判断で交換ができる。
=================================

この設問は公式テキストで言うと175〜176頁の項目です。それまでの流れで、「断熱」が省エネ住宅のキーワードとなっているため、窓・壁・天井などがリフォームの箇所としてよく出てくるのです。やはり答えは最後に紹介しましょう。

もちろん課目Ⅲの範囲は新築・リフォームだけでなく、もっと幅がありました。具体的には下記の通りです。


1:家庭のエネルギー消費と日本の住宅について
2:住宅の省エネについて
3:住宅の快適性について
4:住宅の室内環境について
5:「住宅の省エネ基準」について
6:省エネ住宅の「性能値」について
7:住宅トップランナー基準について
8:戸建て住宅で、冬に屋外に逃げ出す熱の経路について
9〜10:木造住宅における断熱について

11:鉄筋コンクリート造住宅における断熱について
12:戸建て住宅の省エネリフォームについて
13:集合住宅の省エネリフォームについて
14:省エネリフォームのポイントについて
15:住宅性能表示制度について
16:住宅省エネラベルについて
17:住宅設備機器(給湯・給水)について
18:省エネ住宅の普及支援制度について
19:省エネ住宅の住まい方について

20〜22:太陽光発電について
23〜24:太陽熱利用機器について
25:地中熱利用ヒートポンプについて
26:「ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)について」
27:検討されている省エネ政策について
28:スマートハウスについて


これも他の2課目と同様に、全28問で100点満点。そして25問目までが公式テキストに載っており、26〜28は載っていません。

各課目の問題26〜28は、答えがはっきりわからないため、自己採点できませんでした。そこを除いた自己採点の結果は以下の通りです。


 課目Ⅰ:52点 / 100点
 課目Ⅱ:67点 / 100点
 課目Ⅲ:75点 / 100点

 計:300点満点中194点

なお、合格点は「3分の2程度」ということですので、これではギリギリアウトです(涙)
自己採点していない9問(各3点)に命運がかかっています…

なお、最初の問題の答えは「エ」でした。

=================================
【問題Ⅲー13】
集合住宅の省エネリフォームに関する以下の文のうち、誤っているものをひとつ選び記号で答えなさい。(配点3点)

ア.専有部分として区分所有者自らの判断によりできる省エネリフォームには、内壁、天井、床への断熱材の設置、内窓の設置、暖冷房・給湯設備等の高効率機器への取り替えなどがある。

イ.専有部分であっても工事中の騒音や資材の搬入などで、他の居住者に迷惑をかけたり、時には共用部分を傷つけたりすることもあるため、管理規約や使用細則により、管理組合への届出、専門委員会の承認などが必要となる場合が少なくない。

ウ.共用部分の省エネリフォームとしては、外壁・屋上の断熱材の施工、ガラスやサッシの取り替えなどがある。共用部分のリフォーム工事は、原則、その費用を共同で負担し、管理組合の総会の決議を経て実施することとなる。

エ.窓枠(サッシ)や玄関扉などは、通常の管理規約では専有部分とされ、各戸個人の判断で交換ができる。
=================================


ざっくり言うと「分譲マンションの場合、どこからどこまでが所有者の意志でリフォームできるか?」という問題でした。窓枠や玄関扉など「それぞれの住居を仕切っている部分」は共用部分にあたり、個人の判断ではリフォーム不可なので、答え(誤っているもの)は「エ」です。

なお、この課目では「断熱」がキーワードになっておりますが、それもそのはず、住宅から熱が逃げ出す経路は下記の順番で大きいからです。

「窓など開口部」→「換気・外壁」→「床」→「屋根」

そのため「窓など開口部」のリフォームが最も効果的なのですが、集合住宅では扉も、窓枠(サッシ)も交換できません。その代わり、「内窓を設置する」などの対策もあります。なお、戸建て住宅の場合、窓を二重窓にする、及び窓枠(サッシ)を樹脂製やプラスチック製のものに交換することにより、大幅な断熱効果があるそうです。(夏は冷房の冷気を室内に閉じ込める効果もある)

リフォームも新築も、まったくもって縁遠い筆者ですが、その他にも知っておいて損の無い知識を沢山仕入れることができました。そのため、今回の「家庭の省エネエキスパート検定」受験は「安い授業料で多くのことを学べた」と言っておきましょう。悔し紛れではありませんよ。本当ですよ。

家庭の省エネエキスパート検定(2011)課目Ⅱ [無料・節約・ポイント貯め]

課目Ⅰ「エネルギーの基礎と家庭の省エネ」が悪夢のように難しかったことを昨日書きましたが、課目Ⅱからはだいぶゆるやかになりました。

課目Ⅱ 機器による省エネルギー

文字通り、家庭で使用する機器の省エネが中心です。それぞれの機器の種類や特色、省エネ機器の良い選び方、そして、省エネになる使い方など。例えばこんな問題が出ました。

=================================
【問題Ⅱ-20】
節水型トイレ・節湯型機器に関する以下の文のうち、誤っているものをひとつ選び記号で答えなさい。( 3点)

ア.洋式便器の洗浄水量は、1970年代は13リットルが標準であったが、その後、便器の大型化に伴い、15〜20リットルが主流となるなど、必要水量が大幅に増加している。

イ.便器の寿命は長く、故障もほとんどないため、水回りのリフォームの中では最後に行われがちであるが、6リットル便器を導入すれば、水道代を大幅に節約することができる。

ウ.手元で容易に止水操作ができるなどの方法で、無駄な湯水を省き、不要な給湯エネルギー消費量の削減を可能とするのが節湯型機器である。

エ.節湯型機器を使用することにより、給湯に関わる一次エネルギーを約22%節減することができるという試算がある。
=================================

この範囲は公式テキストの125〜126頁で説明されています。答えは最後に紹介しましょう。

なお、課目Ⅱの試験問題の範囲は、下記の通りです。


1:給湯機器の種類について
2:潜熱回収型給湯器について
3:エコウィルとエコキュートについて
4:空調用空気熱源ヒートポンプについて
5:エアコンの選び方
6:ガス・石油式暖房の選び方と使い方
7:冷蔵庫の仕組み
8:IHクッキングヒーターとガスコンロの特徴
9:食器洗い乾燥機の省エネ
10:キッチンの機器の省エネ

11:洗濯機と掃除機の種類と仕組み
12:明るさの単位について
13:白熱電球、蛍光灯、LEDライトについて
14:蛍光灯器具について
15〜16:照明の選び方
17:テレビの選び方
18:パソコンの省エネ
19:温水洗浄便座について
20:節水型トイレ・節湯型機器(前述)

21:待機時消費電力について
22:燃料電池について
23:トップランナー基準について
24:自動車のエコドライブについて
25:交通の省エネ対策について

26:家庭用蓄電池について
27:電気自動車の駆動用の電池から一般住宅へ電力供給するシステムの現状について
28:スマートメーターについて



課目Ⅰと同様に、設問1〜25は公式テキストの範囲内、そして、26〜28は範囲外です。これについては、まだ普及していない省エネ機器についてのニュースに目を光らせている人でないと厳しいのでは。

ところで、設問20の答えですが、答えは「ア」です。

=================================
ア.洋式便器の洗浄水量は、1970年代は13リットルが標準であったが、その後、便器の大型化に伴い、15〜20リットルが主流となるなど、必要水量が大幅に増加している。
=================================

1970年代は13リットル型、というのは本当ですが、1990年代には8リットル型、2006年以降は6リットル型が主流となり、大幅な省エネ(節水とCO2削減)を実現しました。ちなみに年間洗浄量の差は、

(4人家族の場合)
 13リットル型:年間75,920リットル
  8リットル型:年間37,960リットル
  6リットル型:年間30,660リットル

(13リットル型から6リットル型に交換した場合の試算)
 洗浄水:年間約45,260リットル節減
 CO2:年間約26.7kg削減 
 水道代:年間約12,000円節約

となっています。

なお、どうして便器の交換がCO2削減に結びつくかというと、水道水は汲み上げ、浄水、配水、そして下水処理などの過程においてポンプ等の機器を動かすエネルギーが必要だからです。(公式テキスト68頁参照)

だから、この設問に関してはイ〜エは全て正しいわけですね。

=================================
イ.便器の寿命は長く、故障もほとんどないため、水回りのリフォームの中では最後に行われがちであるが、6リットル便器を導入すれば、水道代を大幅に節約することができる。

ウ.手元で容易に止水操作ができるなどの方法で、無駄な湯水を省き、不要な給湯エネルギー消費量の削減を可能とするのが節湯型機器である。

エ.節湯型機器を使用することにより、給湯に関わる一次エネルギーを約22%節減することができるという試算がある。
=================================

わたしはこの課目Ⅱでは、このあたりで点が取れたのですが、照明と冷蔵庫でかなり落としてしまいました。自己採点の結果は、次回、課目Ⅲ「住宅の省エネルギー」の紹介とともに報告します。

家庭の省エネエキスパート検定(2011)課目Ⅰ [無料・節約・ポイント貯め]

「家庭の省エネエキスパート検定」全3課目の自己採点を全て終了して、かなり複雑な気分になっている筆者ことKです。皆様こんばんは。今日は「課目Ⅰ」の紹介と自己採点結果についてです。

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課目Ⅰ エネルギーの基礎と家庭の省エネ

「エネルギーの基礎」は、エネルギーの種類や、戦後〜現在のエネルギー消費の動向、また、温暖化対策や京都議定書など、幅広い範囲です。問題文は、例えばこんな感じです。

【問題Ⅰ-1】
私たちのくらしを支えているエネルギーを分類すると、消費者により直接消費されているエネルギーを[ ① ]エネルギーと呼び、食料や洋服などの製品を製造、加工、輸送するなどの際に消費されるエネルギーを[ ② ]エネルギーと呼ぶ。(以下略)

これは[ ]の中に入る語句を、語群から選ぶ問題です。なお[ ]は①〜⑤まであり、語群には15の語句があります。

このような穴埋め問題の他には、

・以下の文の中から正しいものをひとつ選び記号で答えなさい
・以下の文の中から誤っているものをひとつ選び記号で答えなさい

というものがあり、4つの文章を読んで回答を選びます。検定の設問形式はすべて上記3種類のうちのどれかです。試験終了までに、かなりの量の文章を読むことになりました。

なお、出題範囲はこのような感じでした。

1(前述):消費エネルギーの種類と名称
2:エネルギーの単位について
3:日本の一次エネルギーの動向について
4:日本の再生可能エネルギーの動向について
 …
7〜9:地球温暖化問題について
 …
12:省エネ法について
13:部門別エネルギー対策について
14〜23:家庭・生活分野の省エネルギーについて

25:東日本大震災に伴う電力需給対策について
26〜28:時事問題
(全28問)

以上、ざっくりと紹介しましたが、出題範囲が非常に幅広いのがわかっていただけるのではと思います。なお、問題1〜25までは公式テキスト(受験票と一緒に送られてくる)に載っている内容です。しかし、問題26〜28は公式テキストにも載っていません。普段から環境にかかわるニュース等に注意していないと厳しいのではないかと思いました。

何度も書きますが、この「課目Ⅰ」は大変難しく、「省エネ」と軽く言っても実際には幅広く、奥も深い分野なんだなあと再認識させられました。

しかし、あえて言わせていただければ【問題Ⅰ-7】はいただけません。これは、このような問題でした。

=================================
【問題Ⅰ-7】
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第4次報告書では、地球温暖化が進行していること、そしてその原因が[ ① ]によるものであることをほぼ断定した。また、1997年12月に京都で開催された国連気候変動枠組条約第3回締結国会議(COP3)では、条約附属書Ⅰ国の温室効果ガス排出量について、法的拘束力のある数値約束を各国ごとに設定したものが採択された。我が国は第一約束期間([ ② ]〜[ ③ ]年)において、基準年([ ④ ]年)総排出量比で[ ⑤ ]%という削減目標となっている。

<語群>
ア.人間活動  イ.太陽活動  ウ.自然起源  エ.±0  オ.▲6  
カ.▲7  キ.▲8  ク.1970  ケ.1990  コ.1997 
サ.2008  シ.2012  ス.2020  セ.2022  ソ.2050
=================================


いわば地球温暖化問題対策の近年の経緯に関する問題です。そして設問②〜⑤は「数字」が答えです。試験問題としてはとてもありがちですが、腑に落ちないのは、公式テキストと実施事務局からの手紙に以下の文言が記載されていることです。


「煩雑な数値や文言を問うような問題としない基本方針ですので、…」
(検定公式テキスト「はじめに」より)

「細かい数字や図表を覚える必要はありません」
(検定実施事務局「検定を受けられる方へ」より)


他の問題はさておき、この問題Ⅰー7については「煩雑な数値」や「細かい数字」が目一杯問われていると思いました。まあでも、他の設問もあまり良く出来なかったのでいいんですけどね。

次回は課目Ⅱについて紹介します。
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家庭の省エネエキスパート検定(2011)会場の様子 [無料・節約・ポイント貯め]

一昨日、「家庭の省エネエキスパート検定を受けた」という簡単な日記を書いたら、思いのほか沢山のアクセスがありました。今年始まったばかりの検定で、「家庭の〜」という名称からあまりメジャーにはならないだろう(求職活動等に有利になりそうにないため)と思っていたのですが、意外と注目度は高いようです。

というわけで、今回は試験問題の概要と、自己採点による結果をご紹介…したかったのですが、思いのほか量がありまして、自己採点に時間がかかっておりますので、今回は「当日の様子(大阪会場)」を振り返ってご紹介することにします。

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【試験会場について】
まず会場はこちら「中央電気倶楽部」です。会員制の建物だそうですが、詳しい事が知りたい方はHPがあるのでそちらを見ていただければと思います。なお、館内喫煙可であり、あちこちに灰皿が設置され、検定を受けに来た愛煙家の方々が嬉々として紫煙をくゆらせておりました。屋内で堂々とタバコを吸いたい愛煙家の方、会員になられては如何でしょうか(←もちろん冗談です)

なお、試験会場は「電気倶楽部」ですが、この省エネ検定は節電だけがテーマではありません。むしろ節電はほんの一部です。省エネに関わる法律や建築など、かなり幅広い話題が出ます。


【受験生について】
試験を受ける部屋は、確か5つくらいありました。筆者が割り当てられたのは大きな「ホール」という部屋。学校の講堂のような立派なホールで、たぶん100席くらいありました。入った第一印象は、男性が多いということ。9割程度が男性だったのではと思います。また、年配の方が多かったのが印象に残っています。50%超が50歳以上といった感じでした。この検定、「課目2」は住宅設備、「課目3」は住宅そのものについての省エネに関する事柄ですから、定年退職後にリフォームや新築を考えていらっしゃる方には実用的なのかもしれません。


【試験開始前】
しばらくテキストを読みながら待っていると、財団法人省エネルギーセンターの腕章をつけた監督官の方々が数人現れ、問題用紙の冊子と解答用紙を配り始めました。そして、壇上に立った方から注意事項の説明が。内容は、飲食禁止、通信機器はスイッチOFFしてカバンの中へ、途中退室した場合は再入室不可、など、いたって当たり前の内容ばかり。この時点では特に問題なし、と思ったら…

「食べないで下さい」

という監督官の声と共に、

「あっ」

という男の声と、包装紙のくしゃくしゃいう音が聞こえてきました。飲食禁止のアナウンスの直後に食べていること、注意された際の返答が「すみません」等ではなく「あっ」であること、とても素敵です。友達になりたくはありませんが。

その後、別な席でこんな会話が聞こえてきました。


「あの、顔写真は」

「忘れました」


そっちを見てみると、受験票に貼る証明写真を「忘れた」と言うのはマスクを付けた女性。まさか替え玉受験!?  と思いましたが、「課目1と2の間に近くで撮ってきて下さい」という対応。けっこう甘いですねえ。


【本人確認について】
ちなみにマスクを付けていたのは筆者も同様なのですが、特に外せとは言われませんでした。おかしいですね…本人確認はするはずなのに。

家に帰って、受験票と一緒に送られてきた「検定を受けるにあたってご注意」というプリントを読み返すと、その中の項目(2)に「本人確認の為、身分証明書、運転免許証または学生証(いずれも顔写真付のもの)を提示ください」という部分がしっかりあります。守られていませんでしたね。この会場だけかもしれませんが。


【試験前】
TVカメラらしきものが入っていて緊張しました。ニュースで流れたりするのだろうか…


【試験中】
試験は1時間×3課目で、計3時間。間に20分ずつの休憩が入ります。試験中は、年配の方が多いせいか、はたまた問題が難しいからか、静かでした。なお、各課目、30分を過ぎると退出可能となりますが、8割くらいの方が時間いっぱいまで試験用紙に向かっておりました。


【試験後】
最後の「課目3」だけは、制限時間終了前に退出しました。できるだけの事はやったと思ったので。そして、ホールの扉から出ると、カメラマン達が撮影準備をしていました。ひょっとして試験終了後にインタビューを行って、それをテレビで流すということだったのでしょうか? だとしたら、早く退出して助かりました。たとえインタビューされても、悲痛な顔で「難しかったです」としか言えなかったでしょうから。

ちなみに「課目3」は自己採点で75%ほど取れていました。合格基準は「3分の2程度」だそうですからここはホッとしました。しかし他の課目でどれだけ取れているか…

続きます。

第一回家庭の省エネエキスパート検定 [無料・節約・ポイント貯め]

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大阪市北区 中央電気倶楽部


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2011年12月11日(日)
財団法人省エネルギーセンター
「家庭の省エネエキスパート検定」試験会場


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わたくしこと管理人Kこと筆者も、それなりに予習してそれなりに真面目に挑んだのですが…


まさかあんなに難しいとは… OTL


oTL




o ...... TL


詳細は、また改めて。
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