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家庭の省エネエキスパート検定(2011)課目Ⅰ [無料・節約・ポイント貯め]

「家庭の省エネエキスパート検定」全3課目の自己採点を全て終了して、かなり複雑な気分になっている筆者ことKです。皆様こんばんは。今日は「課目Ⅰ」の紹介と自己採点結果についてです。

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課目Ⅰ エネルギーの基礎と家庭の省エネ

「エネルギーの基礎」は、エネルギーの種類や、戦後〜現在のエネルギー消費の動向、また、温暖化対策や京都議定書など、幅広い範囲です。問題文は、例えばこんな感じです。

【問題Ⅰ-1】
私たちのくらしを支えているエネルギーを分類すると、消費者により直接消費されているエネルギーを[ ① ]エネルギーと呼び、食料や洋服などの製品を製造、加工、輸送するなどの際に消費されるエネルギーを[ ② ]エネルギーと呼ぶ。(以下略)

これは[ ]の中に入る語句を、語群から選ぶ問題です。なお[ ]は①〜⑤まであり、語群には15の語句があります。

このような穴埋め問題の他には、

・以下の文の中から正しいものをひとつ選び記号で答えなさい
・以下の文の中から誤っているものをひとつ選び記号で答えなさい

というものがあり、4つの文章を読んで回答を選びます。検定の設問形式はすべて上記3種類のうちのどれかです。試験終了までに、かなりの量の文章を読むことになりました。

なお、出題範囲はこのような感じでした。

1(前述):消費エネルギーの種類と名称
2:エネルギーの単位について
3:日本の一次エネルギーの動向について
4:日本の再生可能エネルギーの動向について
 …
7〜9:地球温暖化問題について
 …
12:省エネ法について
13:部門別エネルギー対策について
14〜23:家庭・生活分野の省エネルギーについて

25:東日本大震災に伴う電力需給対策について
26〜28:時事問題
(全28問)

以上、ざっくりと紹介しましたが、出題範囲が非常に幅広いのがわかっていただけるのではと思います。なお、問題1〜25までは公式テキスト(受験票と一緒に送られてくる)に載っている内容です。しかし、問題26〜28は公式テキストにも載っていません。普段から環境にかかわるニュース等に注意していないと厳しいのではないかと思いました。

何度も書きますが、この「課目Ⅰ」は大変難しく、「省エネ」と軽く言っても実際には幅広く、奥も深い分野なんだなあと再認識させられました。

しかし、あえて言わせていただければ【問題Ⅰ-7】はいただけません。これは、このような問題でした。

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【問題Ⅰ-7】
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第4次報告書では、地球温暖化が進行していること、そしてその原因が[ ① ]によるものであることをほぼ断定した。また、1997年12月に京都で開催された国連気候変動枠組条約第3回締結国会議(COP3)では、条約附属書Ⅰ国の温室効果ガス排出量について、法的拘束力のある数値約束を各国ごとに設定したものが採択された。我が国は第一約束期間([ ② ]〜[ ③ ]年)において、基準年([ ④ ]年)総排出量比で[ ⑤ ]%という削減目標となっている。

<語群>
ア.人間活動  イ.太陽活動  ウ.自然起源  エ.±0  オ.▲6  
カ.▲7  キ.▲8  ク.1970  ケ.1990  コ.1997 
サ.2008  シ.2012  ス.2020  セ.2022  ソ.2050
=================================


いわば地球温暖化問題対策の近年の経緯に関する問題です。そして設問②〜⑤は「数字」が答えです。試験問題としてはとてもありがちですが、腑に落ちないのは、公式テキストと実施事務局からの手紙に以下の文言が記載されていることです。


「煩雑な数値や文言を問うような問題としない基本方針ですので、…」
(検定公式テキスト「はじめに」より)

「細かい数字や図表を覚える必要はありません」
(検定実施事務局「検定を受けられる方へ」より)


他の問題はさておき、この問題Ⅰー7については「煩雑な数値」や「細かい数字」が目一杯問われていると思いました。まあでも、他の設問もあまり良く出来なかったのでいいんですけどね。

次回は課目Ⅱについて紹介します。
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