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ふと巣鴨と駒込を想う [東京]

昨晩、東京メトロの定期代について考えてから床に就くと、ふと巣鴨の町を思い出した。

駒込の駅前に住んでいたので、買い物はだいたい、山手線に沿って巣鴨の西友まで歩いて行っていた。そして、買い物を手に持って、その時の気分によって違う道を歩いて帰った。

一刻も早く帰りたい日は山手線に沿って同じ道を帰ったが、そうでない限り、できるだけ歩くようにした。北まわりで、駒込の路地を縫って歩くこともあったが、南に渡って、六義園方面から帰るのがお気に入りのルートだった。一軒家が多く、見晴らしがよかったのもさることながら、六義園の壁までくると、向こうから木々の気配がしてきて心地良かった。北西の角に、オアシスのようにして花壇があったのも目の保養になったものだ。

そこまでくるともう駅前に近い。あとは家に向かい、閑静な住宅地から再び生活感のあふれる駅前へ戻ってゆく。何十回と繰り返した。昨晩は、そんなことが不意に懐かしくなったのである。

東京に暮らして一年半余り。そして、大阪に帰ってきて、やはり一年半余り過ごした。そして、やっと懐かしく、切ない思いにかられるようになった。どうやら、心がいよいよ東京から離れつつあるらしい。

色々あったが、思えば長い人生の、良い一コマであったと思う。今夜はそれを惜しみつつ、これからの人生に思いを馳せよう。これからは、これまでよりさらに、長く、濃く、良いに決まっているのだから。

東京メトロの定期代は高いか [東京]

最近、大阪の定期代を調べていて「東京の定期代って割高じゃなかったかなあ」と思いました。

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当時は駒込から東京メトロ南北線で、六本木一丁目まで通っていたのですが、片道運賃200円に対し、一ヶ月の定期代は7640円。「21日以上も通勤しないと損になるんだなあ」と思っていたものです。そのため、一週間ばかりお休みが取れる月は必ず回数券で通勤するようにしていました。

しかし、大阪市営地下鉄の定期代もなかなか高いです。片道運賃が190円なら、一ヶ月の定期代は8040円。東京メトロと同様に、21日以上通勤してやっと元が取れる計算になります。

なお、3ヶ月と6ヶ月の定期代を考えてみると、このような結果になりました。


東京メトロ - 190円区間
 1ヶ月:7640円(21日以上通勤で元が取れる)
 3ヶ月:21780円(58日以上)
 6ヶ月:41260円(109日以上)

大阪市営地下鉄 - 200円区間
 1ヶ月:8040円(21日以上通勤で元が取れる)
 3ヶ月:22920円(58日以上)
 6ヶ月:43420円(109日以上)


なんと、「◯◯日以上通勤して元が取れる」の部分は、東京メトロ、大阪市営地下鉄ともに全く同じ日数になりましたとさ。ちょっとびっくりしましたが、理由など考えないようにしてそろそろ寝ます。明日も早いので。

2011年春の東京小旅行(予告編) [東京]

やっと昨日、大阪に帰ってきました。

東京ではなつかしの駒込に滞在し、巣鴨にショッピングに行き、友人の結婚式に出て、濃密な3日間でした。

明日からボチボチ更新しま〜す。


東京結婚式まとめ(7)巣鴨変貌! セカンド・インパクト 及びすがもらーめん [東京]

順番は前後しますが、これはホテルメッツ駒込にチェックインして寝る前のお話。

かなりアルコールが入っていたため、酔い覚ましのためお茶を飲んでから散歩に出かけた筆者。行き先はもちろん巣鴨の西友です。山手線沿いにほぼ一直線だし、静かだし、24時間営業だし、東京に居た時に何度も何度も歩いた道であります。

で、すぐ西友に着いたもののまだけっこう酔っていたので、駅前の方をぶらついてみました。駅の改装に伴って新しい商業施設ができる予定でしたが、工事の進捗はと…

あ、ああっ!!
(前の記事のコメント欄を読んだ人にはバレバレだが…)

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アトレヴィ巣鴨

もう完成・開店!?

確か巣鴨駅の新装工事が「2010年秋くらいまで」と記憶していたのですが、筆者の記憶違いのようです(>_<)
あーびっくりした。ちなみにグランドオープンは2010年3月25日だったとのこと。これは…入りたいがもう閉店してるし。

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仕方がないからラーメン食って帰って寝る!(東京で働いていた頃の口癖)
…ということで前々からかなり気になっていた「すがもらーめん」に入ってみました。

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店内は奥に長い感じで、カウンター席のみでした。

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「とん塩らーめん」(750円)+もやし大盛り(+150円)。

濃さ:普通
油: 普通
麺: やわらかめ

で作ってもらいました。

スープはあっさり系の塩味。飲みやすいですねいかんいかん。
チャーシューがかなり美味しいです。これも塩味が強い。

しゃきしゃきした野菜を採りたかったのでもやしを追加しましたが、これが個人的ヒット。なかなかのしゃきしゃき具合で、不思議な事にやわらかめの麺とスープにからめると美味しいです。なんか「麺をおかずにもやしを主食として食べてる感じ」がしましたが。酔ってたからかな?

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(↑終盤に使いました)

とにかくなかなか美味しかったですよ〜。ちょっと前に家の近所で化学調味料たっぷりのラーメン食べた時みたいに、喉が渇いて死にそうになることもなく。今度はぜひ、しらふの時に行って普通の(塩味じゃない方)ラーメンを食べてみたいものです。M島さん(この日の新郎、ラーメン好き)にも教えてあげないと。

そのあと予定通り西友を覗きましたが、やはり住まいがこのへんにないと購買欲も出ませんね。衝動買いもせず穏便に退散しました。


(あと一回だけ続きます)
次回予告:1号生は2階、3号生は1階! JRバス大四凶殺!! の巻(仮題)
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東京結婚式まとめ(4)三ヶ月ぶりの駒込界隈 [東京]

皆様こんにちは、もしくはこんばんは。

昨日昼寝をしている間に我が家の「美しき野獣」ことスージー嬢がヘビに襲いかかって半死半生の目に遭わせたということでかなりショックを受けている筆者です。死んだようにぐったりとなってスージーの注意が逸れた隙に逃げ出したらしいですが、無事生き延びていることを祈ります。

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(↑夢の中でも猫パンチ練習中の美しき野獣)(←大嘘)

さて、結婚式シリーズですがもうちょっと続きます。今回は筆者がかつて暮らしていた駒込へ。

* * *

2010年5月30日(日曜)
例によってノザワくん宅にて起床。ノザワくんのシャワーがやたら長いなと思っていたら、お風呂場の掃除をしていたとのこと。なんという偶然ッ! すかさず昨日、池袋の東急ハンズで買った物を取り出します。

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シャワーカーテン(メルカトル図法)。

実はこのノザワくんの新しい部屋、転職直後ということもあって荒れ放題だったのです。特にシャワーカーテンには、はっきり言うのもはばかられるのですが…最初が「カ」で最後が「ビ」で終わるアレらしきものが発生しており(←回りくどく言った割に全く意味なし)、これは一宿一飯の恩義に(正確には二宿一飯)新しいのをプレゼントしようと思っていたのでした。

渡すと喜んでくれまして、さっそく付け替えました。そして次は筆者がシャワーに。自分だけ掃除後に新しいカーテンでシャワー浴びたということはさておき、いよいよお別れです。なんか妙に濃い時間を過ごした気がしました。ひょっとしたら掃除とかシャワーカーテン交換とか、昔カナダで一緒に住んでいたアパートメントをあるドイツ人女性に5時間かけて掃除させられた記憶が戻ってきていたのかもしれません。ああなつかしのカルメン。

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ノザワくんと駅で別れて、いざ駒込へ。まずはJRの駅に隣接するホテルメッツ駒込に荷物を預けます。前にも書きましたが、泊まってみたいのに自宅が駒込にあったから泊まれなかったのです。

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さて、馴染みのある風景をちょこっと見て行きましょう。まずはソバで有名な小松庵から。次いで隣の巣鴨信金と通勤に使っていたメトロの入口。うーん、何の感慨も湧きませんなあ。どうやら筆者は家賃振込と通勤についてはいい思い出がないようです(←当たり前だ)

時間は限られているのでさっさと美容室に行って髪を切ってヒゲを剃ってもらいましょう。おっと、ついでに「ゆうきっき」を覗いていきますか。

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ゆ、ゆうきっきが無いッ!!

っていうか中華まんじゅう屋になってるう!!

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(↑2009年12月のゆうきっき)

駅前かつ自宅から徒歩2分、最短最良のオーガニック食品店だった「自然派市場 ゆうきっき」が全くの別店舗に。やはり難しかったのでしょうか…残念です。

さーちゃん(婚約者、昔ふたりで買い物に来た事もある)にメールで報告して、先に進むことにしました。散髪に「エルインパークス」駒込店へ。美容院風のお店ですが2000円ちょっとでカットでき、スタッフさんもフレンドリーでいい感じなのです。正直、実家の近くの行きつけより遥かにいいです。

シャンプーもしてもらっても30〜40分で終わるだろうから、結婚式にはバッチリ間に合うでしょう。時間が余ったらスウィーツキャピタル駒込にキラ星のごとく輝く甘味所の一軒でも行っておかねば。生菓子のトロンコーニ、喫茶店ボンガトウ、ベーカリーAZUL、和菓子の中里、同じく和菓子の千鳥屋…などという単語が口からこぼれ出そうになるのを我慢して、「カットとシャンプー、あとひげ剃りお願いします」と伝えます。ところがここで異変発生。

「すみません、当店は美容室ですから、ひげ剃りはできないんですね。理容店でないと…」

なんと!
33年と10ヶ月生きてきて初めての発見!!
(その後検索してみたら「理容師法」と「美容師法」と分かれているそうな)

いや、ヒゲを剃る必要が出てきてからだから実際にはここ20年で…ってどうでもいいですわ。一応、もう一押ししてみましたがやっぱりダメで、仕方なく「理容室」を探しに行きました。そう言われてみればないですねえ、「ひげそり○○○円」と表に書いてある美容室は。一応、近くにあった二軒で聞いてみましたがやっぱりダメでした。仕方が無いので、偶然理容室にでくわす可能性の高そうな地元商店街「アザレア通り」を歩く筆者。「このままでは…無精髭で結婚式と披露宴に出席!」と悲壮な顔をしていたと思います。しかしそこにきて一つのアイデアが。

アザレア通りを下ったとこにあるローソンで簡易ひげ剃りセット(130円)を買い、

駅の方に戻る途中にあるネットカフェで剃る!!

まんが喫茶「コムコム駒込店」は引っ越したばかりでネットが開通していなかった時によく来てました。まさかこんな形で再訪問することになろうとは。30分250円で入店し、こっそりヒゲを剃り、ついでにフリードリンク飲んで、再び美容室へ。これで準備万端、いよいよ式場のある有楽町へ出発です。

…と思って携帯を見たら………

未読メール 1件
不在着信 1件

録音メッセージ:
「もしもしKさん今どこ? みんなもう○○来てるよ」

やべえもうこんな時間かよ!



(続きます)
次回予告:結婚式でYou're Shock! 愛で!! 空が!!! ヒャ〜ッハッハッ水だぁ!!!! の巻(仮題)


***ゆうきっき追記***

結婚式の後、店が移転しただけなのかもと思ってかつての「自然派市場 ゆうきっき」HPを見てみましたが、こちらは消滅していました。さらに検索してたどり着いたゆうきっきブログには「3年半の間…ご愛顧いただきまして」とあります。残念ながら本当に閉店してしまったようです。3年半のうち1年半余り通わせていただき、スタンプカードも一枚埋めたことのある筆者としては至極残念です。全然スタンプのついていない2枚目のカードは、記念品になってしまいました。

しかしお店が閉まっても、活動は続けていらっしゃるとのことで、これからの「ゆうきっき」を大阪より応援しております。

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東京結婚式まとめ(3)旧東京タワーに行ってみました [東京]

原宿を満喫して、さてとりあえず山手線まで戻りましたが、まだ昼前。バンクーバーつながりの友人達もみなさん日中は用事があるようなので、夕方まで単独行動続行となりました。さてどうするか。今まで行った事のないところで、かつ一人でしか行かないようなところ。そして、今回を逃したら一生行けないかもしれないところ。よし、あれだ!

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携帯で路線を調べ、山手線で隣の代々木まで行き、大江戸線に乗り換えて赤羽橋まで行きました。初めて来る駅ですが、看板がドーンと立っているのでまあ迷わず行けるでしょう。そのうち見えてくるだろうし。それにしても「徒歩」の字がカタカナなのでトホホな…いえ何でもありません。

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ほんとにすぐ見えてきました。

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ゆるい坂を上って足元に到着。

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見上げるとさらに大きさが際立ちます。さすがは体長333メートル、体重4000トン! って怪獣みたいですな。(出展:レファレンス共同データベース東京タワーとエッフェル塔の高さと重量を比較したい」)

ここでさーちゃんから電話が。楽しげに会話して気力充実、さて登りますか(エレベーターで)

…ところが底の部分の「東京タワーフットタウン」に入って最初に見た物は…

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水 族 館 。

東京タワー内に水族館が!? あるんですよこれが。その名も、なんと東京タワー水族館!(←「何がなんとだ!」と言って下さい)

水族館は好きですが、メインはやはりタワーであり、また入場料1000円という高い壁もあり、入らず。アクアリウムショップにある海洋生物のぬいぐるみ等を横目でガン見しただけで通り過ぎました。

さてもう一度表に出て、チケット売り場で入場券を求めようとしたのですが。

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値段はこの通り

150メートルが820円で、250メートルまで行くとすると追加で600円払うか、それとも最初から1420円払うか。って333メートルもあるのに、追加料金払わないと150メートル止まりですか、そうですか… なんか阿漕チック(造語)ですねえ。っていうか250メートルの「特別展望台」まで別々に買ってもまとめて買っても同じ料金とは、いただけないです。切りのいい所で20円割り引いて1400円にしてくれとか思いましたが、それでも自分は行かないだろうからもういいです。というわけで通常料金の820円で通常の展望台まで行きましょう。

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むう…

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これは…

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天気悪い(死)

天気が良ければ筑波山も見えるらしいのですが、これでは…おっ、あれは?

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覗き窓(下向き)。

高所恐怖症のくせに、ちょっと見下ろしてみようかな〜。

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ひええええええ!!

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あー怖かった。あれに比べたら下の景色なんて…

やっぱりちょっと怖いですわ(死)

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ちなみに特別料金の特別展望台は30分待ちでした。やっぱり行きたい人は行くんですね。筆者は150メートルで終了。高所恐怖症なのによくやった自分(爆)

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で、下まで降りてくるとお猿さん発見。

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竹馬に乗ってました。やるもんですな。じっくり見たかったのですが小雨が降り出したので撤退。タワー内でうどん食べて、池袋方面に向かう筆者でした。

さて念願の東京タワー(旧)ですが、言わせてもらいましょう。



東京タワーは有名ですが、大したことはありません。

上に行くのはおのぼりさんだけです。

タワーだけに(以下略)


* * *

その後、池袋でみんなに会ってベトナム料理の「サイゴン」に行きました。やっぱり相変わらず美味しいです。



(続きます)
次回予告:ダンディーキャピタル駒込再び! 勇気は消え、髭は残った(仮題)
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東京結婚式まとめ(2)Togomamaカフェお風呂ギャラリー(原宿) [東京]

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昨晩はノザワ君と新宿で合流して、泊めてもらいました。思えば2年前の5月にも、アメリカから成田に着いてその足で泊めてもらいに行きましたっけ。ちなみにノザワ君は最近転職したばかりで、色々思う所あるようです。話題が全然尽きそうにないので適当に寝ました(笑)

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2010年5月29日 朝

ソファで熟睡して、日が昇ると目が覚めました。最近ちゃんと朝起きて夜寝る生活をしているのでいい感じです。ノザワ君は仕事の関係で夕方まで用事があるので、筆者は単独行動。目指すは原宿です。

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新宿で「男前コーヒー」の看板を眺めた後、無事到着。駅前に広告の出てるこの「Design Festa Gallery」が目的地です。今ここで、「Togomama お風呂ギャラリー」なるイベントが開催中で、友人のイラストレーター、ボンさんが出展していらっしゃるので、観に行くのです。出展者さんたちが「番台」に居る事もあるということで、会えたらいいんですけどねえ。

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なつかしきこのビルです。前回はさーちゃん(GF)と一緒に来ましたが、今回は一人です。さーちゃんとボンさんとは桃の花の咲き誇る園で酒を酌み交わしつつ「異なる日に生まれた我々だが、死ぬ時は同じ日に死のうぞ」と義兄弟の契りを交わした、わけではありませんが(そりゃ三国志だ)それくらい仲のいい大親友なので、さーちゃんも実は一人ででも来たかったのです。それが出来なかったのは筆者が謎の病気でダウンしていたため。彼女の分まで見て見て見尽くさねば。

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…と意気込んで行ったらオープン時間前。ちゃんと時間確認してから来れば良かった…ひとまず撤退します。

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表参道まで戻るとラヴァッツァのカフェがあったので侵入。二階になんとこのロケーションで席が取れました。早起きは三文の得ですな(←余計にコーヒー代を遣っているというツッコミは不可)

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見ていると渋谷まで行く「ハチ公バス」が通って行きました。の、乗りてえ…いかんいかん、ギャラリーに戻らないと。

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オープン時間直前まで待って再出発。まだ人はまばらでした。

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そしてビルの横から侵入! っていうかギャラリー以外の建物にもアートが侵攻しているような。

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こちらが本命でございます。

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お風呂ギャラリー、おそらく一番乗りです。残念ながら「番台」には誰もいませんが。

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小さなスペースですが、色々な作品が飾られ、深い広がりを見せております。

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お風呂ももちろん入りました(湯船と脱衣はなしで)

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そしてメインのボンさんグッズを物色。売り物は引き出しの中に入っているのですが、しゃがんで引き出しの中を物色しているととても背徳的でいいです。誰か入って来たら「違うんだ、怪しいものじゃない」と言いたくなりますが、まだ早いためか誰も来ず。落ち着いて仕事…ではなくおみやげを選びます。

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相談のためさーちゃんに電話して、筆者は自分用に「テンテンくん」四字熟語ステッカーを入手。「他力本願」は筆者もTシャツを持っているくらい好きな四字熟語です。

そしてあれこれGETして階下でお支払い。引き出しをほとんど空にしてしまったので、スタッフの人に「商品の補充ってどうなってるんですかねえ」と聞いたら、「出展者の方に任せてます」とのお返事。すかさずさーちゃんに連絡して、ボンさんに「引き出しの中の物はあらかた頂いたぜ」と連絡してもらうように頼みました。

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ボンさんグッズをさーちゃんに渡したのは数日後、大阪にて。テンテンくんコンパクトミラーと、携帯ストラップをふたつ。さっそく二人で携帯につけてみました。めっ…ちゃいい感じです。

(続きます)
次回予告:150メートルの絶望と300メートルの野望! 東京タワーはサイゴンの夢を見るか?(仮題)
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さらば東京! 駒込三丁目よ永遠に [東京]



日曜の朝。シャワーを浴び、シャワーカーテンをいったん外に干し、部屋のカーテンはもう箱に詰める。植物も箱に詰める。GFとふたりで、その他もろもろのものをすべて入れる。そして9時になり、引越しの業者さんがやってきた。たった二人でこの分量を? と思ったが、実際には先に部屋に入ってきた人が(名札によるとリーダーらしい)ものすごくてきぱきと片付けてしまい、もう一人の人はあまり出番がないようだった。

業者さんの箱に入りきらないものが多々あり、それぞれ大きな袋に入れたり、結束バンドで縛ったり、紙で巻いてその上から縛ったりしていたのだが、それらも箱を器用に組み合わせて、全部アート引越センターの荷物とわかるようにしてもらった。不謹慎かもしれないが、「できるかな」のテーマが頭の中を流れていた。

ベッドもテーブルもコタツも解体して梱包してもらい、また、コートなどハンガーにかかっていたものはそれ専用のハンガーの付いたキャリーに載せかえて持って行ってもらった。荷物の数は実に、51個。見積もりの人が「50個くらい」と言っていたがほとんどぴったりだ。すべての荷物が運び出されたのは10:40ごろ、作業時間は2時間弱で収まってしまった。さすがはこれを職業にしているだけのことはある、と素直に感心した。

準備が終わり、念のため様子を見に来てくれたエリンギ(妹)と合流し、遅めのモーニングを食べに行った。行き先は昨日に引き続いて「ボンガトウ」である。

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「東京のモーニングセットはパンが薄いのでは」と警戒するGFだったが、「ボンガトウ」のパンは実に分厚かった。4枚切りであろう。そして昨日も思ったが、ここのコーヒーは美味い。また、コーヒーに入れるミルクもかなり美味い。さすがケーキが主体の店だ。名前が「ボンガトウ」でなかったら、「洋菓子コーナーのある喫茶店」だと思ってしまうくらいである。その洋菓子部分をチェックするためか、GFはアーモンドサブレを購入した。

* * *

そして泣く子も0.1瞬で泣き止むであろう「トロンコーニ」。実は筆者とGFでここのスタンプカードを満タンにしており、今日は景品の「特製ケーキ」をいただくことになっているのだ。駒込のラストを飾るにふさわしいケーキであること間違いなし。

「すみません、こちらは3日前までにご予約いただかないと・・・」

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目論見が叶わなかったので、普通のケーキを食べる我々。しかしこれが普通でなく美味い! 特製ケーキだったらいったいどうなってしまうんだ!? と気もそぞろだったが、スタンプの貯まったカードはエリンギに托して店を出た。

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最後に不動産管理会社の人に鍵を返すため、部屋に戻る我々。がらんとした部屋が目に飛び込むと、あの日の事が思い起こされる。あの日、初めて部屋を見に来た時。そして、初めて鍵を使って部屋に入った時。1年と7ヶ月前。

部屋のチェックはほどなく終わり、重大な(=敷金から代金を引かれるような)故障等はなし。クリーニング代を差し引いた敷金の残りが帰ってくるとのこと。いつのまにかできていた、床の小さな穴に気づかれなくて良かった。

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駒込駅で新幹線の乗車券だけ買って、それで東京駅まで乗る。ついでにGFのSUICAを返却する。エリンギも一緒に東京駅までついてきてもらい、軽食の際に筆者のビックカメラSUICAの残高を全部使う。しょうもないことだが、さっぱりした。しばらく語らって、「のぞみ」の指定席券を買い、エリンギと別れた。GFはさみしそうにしていた。実家でまたすぐにでも、3人で会いたいものだ。お互い就職がんばろうぜ、と言おうと思ったが「就職がんばれ」だけにしておいた。

「のぞみ」の中で、さっきGFが買ってくれたアーモンドサブレをかじっていると、いよいよ出発時間となった。品川方面、左側の席からは普段見慣れないビル郡が見えている。見慣れた風景は反対側か、と思った瞬間に、何の前ぶれもなく涙があふれ出した。それはどういうことなのか、頭の中でさえ言葉にして言えないものであったけれども、胸がきゅっとする感じを受けながら、頭の中に風景と名前とが次々と浮かんできた。駒込、六義園、二八そばの小松庵。巣鴨、西友、地蔵通り商店街とその近くの体育館。六本木一丁目の元職場、その裏のサントリーホールと二匹の猫達。高尾山、井の頭公園、ジブリ美術館・・・

絶対平気だと思っていたのに、涙はゆっくりとしかしとめどなく出てきた。心配したGFが涙を拭いてくれるのだが、それでも止まらない。やっとのことで、バックパックの中にバスタオルがあるから、と泣きながら軽口を叩く事ができた。それにしても、慣れ親しんだ場所を離れるのがこんなに悲しいとは不思議だ。思えばみんなの顔は思い浮かばない。人間だったら、生きている限り、どこへでも出かけて会う事ができるからだろう。

品川を出て、新横浜の手前くらいまで来ると落ち着いた。隣には彼女がいる。新幹線は故郷大阪へ向う。そのことが、今まであった哀しみをどんどん押しのけてふくれあがってくる。そうだ、長い一人旅は終わったけれど、これからは二人の旅が始まるのだ。東京で二人で過ごした時間は限られたものだったけれども、いい思い出が沢山出来たから、また二人で遊びに来よう。東京へ、そしてもちろん、駒込へ。
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サザエさん通りから長谷川町子美術館(桜新町) [東京]

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渋谷から東急・田園都市線に乗り換えてやってまいりました桜新町(さくらしんまち)。
駅から出て一目で分かる、『サザエさん』ゆかりの地です。

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さっそく「サザエさん通り」の方角へ進みます。

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む! 不動産屋さんの前にはさっそく花沢さん親子が。このすぐ横には学習塾の前に中島くんがいたり、「サザエさん通り」に入る前からサザエさんづくしな感じです。

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三井住友銀行の角で左に曲がるとサザエさん通り。いよいよ磯野家の面々が(笑)

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お祭りも当然、サザエさん。しかしこの桜新町、『サザエさん』ゆかりの地、というだけではありません。

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交番の上には『いじわるばあさん』。
ここは作者の長谷川町子氏が長年暮らしていた土地で、長谷川町子美術館があるのです。

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サザエさん通りの終わりにある交番のところで右折し、60メートル。これは立派な建物です! 磯野家みたいなのを想像していましたが、あにはからんや。

あ、あれっ!?

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休 館 中

ぬおおっ!!
またかよ・・・

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再オープンは2/27日との事。引越があるのでもう無理ですな・・・二月末はどの美術館でも展示の模様替えのため休みだったりするのだろうか・・・などと思いつつ、掲示板をチェックする筆者。どうやら原画やセルの展示のみならず、絵画コレクションの展示、コンサートやトークショーなども行われているそうです。嗚呼、入りたかった・・・

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若くねえだろ! と「若寿司」という店の前に立っていた波平翁に心の中でツッコミを入れ、すごすごと帰途についた筆者でありました。でもまあ、将来ふたりで来るほうがいいかもしれませんね。サザエさんとマスオさんみたいに夫婦として。(波平翁とフネさんみたいに、でも可)


サザエさんの東京物語

サザエさんの東京物語

  • 作者: 長谷川洋子
  • 出版社/メーカー: 朝日出版社
  • 発売日: 2008/03/22
  • メディア: 単行本



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上野動物園ペンギンパレード(改めて) [東京]

ネット復活したので先日の報告おば。

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毎週木曜日は上野動物園のペンギンパレードの日。3/31までだそうです。たしかペンギンは体温が上がりすぎるとダメなので、それで寒い時期限定なのでしょう。仕事の契約期間は2/17(水)までだし、「ぐるっとパス」には上野動物園の無料入場券が含まれているし、これはもうさっそく行くしか。というわけで2010/2/18(木)に行ってきました。

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正門から入り、まずは普通に動物を見ます。こちらはカップルのツル。いいですね〜。

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そして大人気者のプレーリードッグ。立ち上がったり、両手でものを持って食べたり、走って穴に駆け込んだり、突然「キィー!」という声とともに軽く垂直ジャンプしたり、見ててものすごく楽しいです。

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他にも、穴から穴へと草を運び続ける子がいたり。まさか、他の巣に入って草を盗んでいるのでは? これぞまさに空き巣! とか一人でほくそ笑む筆者(←キモイとか言わないように)

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そして問題がこちら。穴の中にいる方は、ずっと顔だけ出して動きません。もう一匹がその前まで行って色々話し合っているように見えるのですが、ついに外にいる方がおしりを向けたかと思うと、足元の土を掘って穴の中にいる方の顔にぶっかけました。穴に入りたいが、もう片方が入れてくれないって状態でしょうか。それにしても穴にいる方は顔に大量の土砂をかけられ、ちょっと埋もれてしまいました。まさに泥仕合ッ! とか一人で(以下略)

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それにしても朝は雪で、寒い一日でした。子猿も寒そうにしてました。ゾウ達にいたってはみんなゾウ舎の中でした。ところがしばらくすると太陽が輝き出し、一気に暖かくなってきました。

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こちらのヒグマの双子は、片方が起きていて、もう片方を起こそうとしてました。

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で、ちょっと目を覚まして大あくびして・・・

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結局また寝る。片手でおしりをボリボリかいてました。リアルリラックマですな。

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そして、無視された方は今度はお客さんに遊んで攻撃。一緒に遊んであげたいのは山々ですが・・・サイズがねえ。「クマのぬいぐるみ」を発明した人の気持ちがわかったような気持ちです。

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こちらはお隣のツキノワグマ。ヒグマに比べて小さいですね〜。ってよく見たら180cmくらいはあるのか。

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こちらはシロクマゾーン。こちらも眠そうです。隣のヒグマのあくびがうつったのかな?

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そしていよいよペンギンプールに到着。でもまだまだ時間があったので、ちょっと密林ゾーン方面に行く事にしました。

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いつもは人の壁でなかなかじっくり見えないライオンもバッチリ見れました。

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っていうかこちらも眠そうですね。ライオンだから仕方ないか。

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ニシローランドゴリラの森もがら空きです。っていうかなんだそのポーズは?

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思索にふけるゴリラもいれば、日なたぼっこに精を出す(笑)ゴリラもあり。やっぱりお天気が良いと、人間と同じくメラニンが分泌されて眠くなるんでしょうか。それとも単にあったかくて気持ちがいいからか。

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こちらはバードケージの近くの、なぜか放し飼いの鳥(名前忘れました)。全然囲われてないのに逃げないのがすごい。まさか、木の枝をつかんで歩くのは得意だけど飛べないとか・・・まさかね。

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そしてトラ。やはり他のトラがいると嫌がるからか、一頭だけ外に出てました。そして歩く歩く。全然止まりません。人間にはワーカホリックworkaholic がいますがこちらはウォーカホリックwalkaholicってところでしょうか。

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そしてい〜い感じで目の前を横切ってくれました。ありがとう。なでてあげたいけどガラスの壁があるからダメだ(←なくても怖いからやらないだろうというツッコミは可)

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こちらはドール(Dhole)というイヌ科の動物。やはり日なたぼっこしてました。別名アカオオカミといって狩りをする肉食動物らしいですが、そうとは思えない寝顔です。

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そろそろペンギンプールに戻ろうとしたら、タンチョウヅルがケージのなかでダンスをしていました。これが噂の求愛のダンス? ところがケージの中の彼女は無関心で、きゃーきゃー言ってるのは我々人間ばかりなり。ああ無情。

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ペンギンパレード開始約15分前。しかし、ペンギンハウスの裏にはもう人だかりが。何だろうと思って行ってみると、パレードに出るペンギン達がドアのところまで出て来てるではないですか。パレードを楽しみにしているのは我々だけではないということですね。

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さて、スタッフの方の指示通りオレンジ色の線にそって道を空けます。筆者は最前列をゲットし、中腰になりました。この日は筆者より背の低い女性・ご老人が多かったので、後ろをさえぎらないようにという配慮です。なお、オウサマペンギンの身長は約1メートルで、この姿勢だと丁度目の前にクチバシがくる感じです。「目の前にきても、決して手をのばさないで下さい」というアナウンスを心に刻む筆者。「ペンギンにつつかれ男性重傷」なんて記事でメディアを騒がせたくはないですからね。

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そしてパレードがやってきました。

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まさに圧巻! オウサマペンギンの風格です。
動画を3本ばかり撮りまして、アップロードしようとしたらSo-netでは大き過ぎてアップロードできませんでした。そこで3本の動画をくっつけてYouTubeにアップしました。こちらです。



感激です! 来た甲斐がありました!! っていうか歩くの早いわ〜。昔ニュージーランドで見たYellow Eyed Penguin(キガシラペンギン)は歩くのが苦手そうでしたが、やっぱり種によって全然違うんですね。

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「プールが近づくと心なしか歩くのが早くなります」というアナウンスが流れ、ペンギンプールに帰って来たオウサマペンギン達。ああ、素晴らしかった・・・

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さて帰るか、とは言っても帰り道にも誘惑がいっぱいです。こちらはリャマとバクが同じ場所に住んでいます。前に来たときはカピバラもいましたが、今日は寒いからか見当たりませんでした。

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そして上野動物園と言えばカバ。のちに東部動物園にて「かば園長」と呼ばれる元飼育員、西山登志男さんの活躍が忍ばれます。

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マダガスカルゾーンにはバオバブの木の模型が。なんかシッポはえてますが。

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正体はこれ、ワオキツネザルです。

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マダガスカルゾウガメは、やはり全員ぐっすり。

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こちらはハシビロコウ。全然動かずに静物を装って、油断して近づいた獲物を捕るのだそうな。まるでサギですね。いや、鳥のサギですよ。念のため。

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じーっ・・・・・・とにらみ合うハシビロコウとお客の男性。ちょっと目を離した隙にハシビロコウが首を向こうに向けていて、「あっ、動いてる、いつの間に?」などと笑っておられましたが、にらめっこだったら完敗でしたね。

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そして最後の最後にたまたま見れたのがこれ!
上野動物園ではペンギンプールが二カ所に分かれていて、この不忍池に近い方にはケープペンギンがいます。そこで、なんと2/8に生まれたばかりの赤ちゃんがいたのでした。生後たったの10日間、まだ全身灰色のヒナが、巣の中の親ペンギンの体の下から小さなクチバシを出して、親の顔の辺りにすりつけたりつついたり。(この写真では見えませんが)もう片方の親ペンギン(お父さんとお母さんが交替で世話をするのでどちらがどちらかは不明)は穴の外で見張り番です。いいですね〜。

やっぱり平日の動物園は最高だ、と思いつつ上野動物園を後にした筆者。今度はぜひGFと一緒に来たいものです。
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