スッポンを見て思う [日記・雑感]
大阪市立自然史博物館の中に、小さな水槽がありました。
説明書きによると、大和川で発見されたスッポンとの事。
とても活発で、小さな水槽内で「大暴れ」と言ってもふさわしいくらいの動きっぷりでした。
なかなか立派なスッポンなのですが、この水槽に入ることになった経緯が気になりました。
保護されなければならないような状態だったのでしょうか?
本来の環境に戻すと、人間に害を及ぼすのでしょうか?
それとも、大和川は、スッポンの生息に適していないのに、捨てられていたのが発見されたとか?
詳しいことは、説明が無いのでわかりませんが、繁殖のチャンスも無いままずっと、小さな水槽の中で一生を過ごすのかと思うと、哀れでなりません。もちろん野生の生活は食料難や外敵など、生命の危険も多いはずですが、もしその環境で生まれ育ったなら、そこで一生を終えるのが自然なのではないかと思います。
ここなら一般家庭と違い、「大きくなりすぎて飼えなくなったから」という事で捨てられる事もないでしょうから、せめてもっと大きな水槽に移してもらえる事を願います。
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