母と動物:近所の牛 [家族・友人]
今日、夕食時に聞いた話。
ヘクターを溺愛しているうちの母、子供の頃から動物は大好きで、特に牛が好きだったそうです。干支が丑年だからかな?
それはまだ、町内に牛を飼っている場所が複数あった時代。子供だった母はすぐ近くで飼われていた牛を見に行き、その愛らしい顔と舌(本人談)に見とれていたそうな。
ふと見ると、すぐ横にキャベツが積んでありました。
これを牛にあげればいいんだと思った母、キャベツの葉を取って牛に差し出すと、それはまた美味しそうに食べたので、さらに幸せな気分になったとのこと。
…その牛の飼い主のおっちゃんに見つかるまでは。
「コラー! そのキャベツは売りもんじゃー!!」
母が謝ったのは間違いないが、きっと「だって可愛いんだもん」と思っていたのも多分間違いないでしょう。
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