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『阪急電車 - 片道15分の奇跡 - 』(映画版) [映画]

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これは昨日のお話です。

去年、文庫で読んで面白かった小説「阪急電車」の映画版が、舞台となる関西で先行上映されたので、さーちゃんと観に行ってきました。観れる映画館は複数ありましたが、なんばTOHOシネマに決定。

関西以外の方には馴染みが薄いと思われる阪急電鉄株式会社ですが、超簡単に説明すると京都〜大阪北部〜神戸の間を運行しています。あずき色の車体が人気だそうで、阪急沿線に住むさーちゃんによると、阪急ファンが高じて駅スタッフのアルバイトをする人までいるそうです。

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↑さーちゃんが来る時にGETした特別版ラガールカード(普通に阪急の券売機から出てきたという話)


さて原作は、阪急の中でもかなりローカルな「今津線」で数組の主人公達が織りなす人間ドラマなのですが、この幾つものドラマをどうやって一本の映画にまとめるのか? というのが最初の疑問でした。しかし、そこは見事な出来映えで、最初から最後まで二人揃ってウルウルしながらの鑑賞となりました。

誰もが主人公、という原作を壊す事なく見事に再現していたのですが、特に中谷美紀さん、宮本信子さんが光っておりました。もちろん、他のキャストもそれぞれのエピソードでは輝いていました!

さて映画は必ずスタッフロールの終わりまで観る我々ですが、今回は、スタッフロールの中に原作の最初のエピソードを読んだ人ならわかる一コマがあり、ニヤリとしました。

ところが、スタッフロールが終わっても誰も席を立ちません。素晴らしい出来映えでしたからね〜…と思っていたら、なんとここで「舞台挨拶」が。舞台に登ったのは監督の三宅喜重氏、そして中谷美紀さん、宮本信子さん、南果歩さん、谷村美月さんの4人のヒロイン達。今公式サイトを見て気づいたのですが、当日は舞台挨拶があるって公表されてたんですね。全然知らなかったので、嬉しいサプライズです! 

三宅監督にとってはこの「阪急電車」が初の監督映画と聞き、驚きました。なんて完成度だ…

そして4人の女優さん達。4人とも全く異なった雰囲気と性格の持ち主で、よくこんな個性豊かな人々を纏めて一本の映画を作れるものだと感服しましたよ。

筆者&さーちゃんがおススメする映画版『阪急電車』、4/29から全国公開ですので、興味を持たれた方は是非ご覧になってみて下さいね!


映画公式サイト
阪急電鉄 映画特設サイト

↓もちろん原作の小説もおススメします↓

阪急電車 (幻冬舎文庫)

阪急電車 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/08/05
  • メディア: 文庫



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