ふじまつり(熊野街道 - 大阪府泉南市) [旅行]
これも昨日の出来事です。
新聞の4/23(土)の記事で、近隣で「ふじまつり」なるものが取り上げられていたと、父から情報がもたらされました。天気の良い、まさに春の陽気に包まれた日曜の午後、さっそく二人で行ってまいりました。
南海電鉄本線の樽井(たるい)駅で降りて、歩く事しばし。気になるパン屋さんで食べる事しばし(詳細はまた別な記事にて)、泉南市役所の前の池で、子供の鴨に見とれることしばし。紆余曲折を経て、ついに熊野街道に到着しました。昔ながらの大きな御屋敷の立ち並ぶ通りは、すでに藤を見に来た人々で賑わっており、また、手工芸品や食べ物を売るお店が出ていたりして、地域のコミュニティがかなり力を入れていることがわかりました。
そして到着。
お庭の方ではアマチュア音楽家たちのライブ音楽が。我々が到着した時は、年配のご夫婦(多分)によるオカリナのデュエットでした。これは味がある。次が最後で、マンドリン演奏でした。
なおこのお庭には、藤の大きな枝で作った椅子が3脚ほどありました。籐家具といえば繊細なものというイメージがありますが、こちらのお庭のは太い枝で作ったもので、ワイルドでかなり頑丈そうでした。これなら猫に破壊される事はありますまい。
なおこちらは個人宅ですが、校長先生だった梶本昌弘さんが藤を公開したところ、訪れる人が毎年増え、名所になったそうです。梶本さんは平成20年12月に亡くなられましたが、「藤保存会」が「ふじまつり」を引き継ぎ、毎年開催しているとの事です。
(出典:「信達宿の野田藤」熊野街道信達宿藤保存会発行…こちらでいただいたしおり)
この「ふじまつり」存続のために義援金(一人100円)を支払うと、しおりがもらえます。また、臨時展望台に登らせてもらえます。
どこから借りてきたのか(きっと地元の建設業者さんからだ)、工事現場にあるような金属製のやぐら(定員10名)を登ると、そこは別世界。
下に向かって咲く藤の花、いつもは見上げてばかりですが、見下ろすのは生まれて初めてです。
「まるで雲海みたい」とさーちゃん。いいこと言いますね。さすがは我が婚約者
咲き誇る花の海を眼下に見下ろすとは、なんという贅沢でしょう。
ひょっとして、最初に思いついたのは、この辺ではおなじみの「紀州のお殿様」だったかもしれませんね。
この藤の花、見ごろはたったの1週間から10日間。満開になったら、花をすべて切り取り、来年も同じ数の花房が出来るように準備するそうです。昔の人は、なんという強い思いで美しいものを追い求めていたのでしょう。頭が下がる思いです。
今日もまた、素晴らしい一日でした。今日もありがとう
参考:じゃらんnet「信達宿のふじまつり」
新聞の4/23(土)の記事で、近隣で「ふじまつり」なるものが取り上げられていたと、父から情報がもたらされました。天気の良い、まさに春の陽気に包まれた日曜の午後、さっそく二人で行ってまいりました。
南海電鉄本線の樽井(たるい)駅で降りて、歩く事しばし。気になるパン屋さんで食べる事しばし(詳細はまた別な記事にて)、泉南市役所の前の池で、子供の鴨に見とれることしばし。紆余曲折を経て、ついに熊野街道に到着しました。昔ながらの大きな御屋敷の立ち並ぶ通りは、すでに藤を見に来た人々で賑わっており、また、手工芸品や食べ物を売るお店が出ていたりして、地域のコミュニティがかなり力を入れていることがわかりました。
そして到着。
お庭の方ではアマチュア音楽家たちのライブ音楽が。我々が到着した時は、年配のご夫婦(多分)によるオカリナのデュエットでした。これは味がある。次が最後で、マンドリン演奏でした。
なおこのお庭には、藤の大きな枝で作った椅子が3脚ほどありました。籐家具といえば繊細なものというイメージがありますが、こちらのお庭のは太い枝で作ったもので、ワイルドでかなり頑丈そうでした。これなら猫に破壊される事はありますまい。
なおこちらは個人宅ですが、校長先生だった梶本昌弘さんが藤を公開したところ、訪れる人が毎年増え、名所になったそうです。梶本さんは平成20年12月に亡くなられましたが、「藤保存会」が「ふじまつり」を引き継ぎ、毎年開催しているとの事です。
(出典:「信達宿の野田藤」熊野街道信達宿藤保存会発行…こちらでいただいたしおり)
この「ふじまつり」存続のために義援金(一人100円)を支払うと、しおりがもらえます。また、臨時展望台に登らせてもらえます。
どこから借りてきたのか(きっと地元の建設業者さんからだ)、工事現場にあるような金属製のやぐら(定員10名)を登ると、そこは別世界。
下に向かって咲く藤の花、いつもは見上げてばかりですが、見下ろすのは生まれて初めてです。
「まるで雲海みたい」とさーちゃん。いいこと言いますね。さすがは我が婚約者
咲き誇る花の海を眼下に見下ろすとは、なんという贅沢でしょう。
ひょっとして、最初に思いついたのは、この辺ではおなじみの「紀州のお殿様」だったかもしれませんね。
この藤の花、見ごろはたったの1週間から10日間。満開になったら、花をすべて切り取り、来年も同じ数の花房が出来るように準備するそうです。昔の人は、なんという強い思いで美しいものを追い求めていたのでしょう。頭が下がる思いです。
今日もまた、素晴らしい一日でした。今日もありがとう
参考:じゃらんnet「信達宿のふじまつり」
2011-04-25 21:31
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コメント(2)
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とってもキレイですね~写真がうまい!!
こちらの藤、ワタシも去年見に行きました。
上には登らなかったんで、上からの藤が見れて嬉しいデス☆
ありがとう。。
今週の土曜あたり見に行こうかな。
by さ~チャン (2011-04-28 08:57)
>>さ〜チャンさん
コメントありがとうございます。
私のフィアンセも「さーちゃん」ですよ。
我々ふたりが行った時は、ご覧のように五分咲きといったところでした。土曜日、満開だといいですね!
by 管理人K(3X歳) (2011-04-28 21:49)