最近の若者は… [日記・雑感]
派遣の仕事もはや一週間。毎朝5時台に起き、電車と自転車で約1時間半かけて通勤しています。しかし、数年前に比べると電車の中の光景もずいぶん変わりましたね。これは昨日、実際にあった出来事です。
帰りの電車の中で、実家の最寄り駅まであと2駅というところまで来たときのこと。不意に、車内で妙な電子音に気づきました。音のする方向を見ると、座席に座っている20歳くらいの男が両手に持っているゲーム機が目に入りました。ヘッドフォンも付けず、普通に音を出してゲームをプレイしているようです。
画面が見える位置に立っていたので、なんの気無しに見てみると、画面中央にアニメ絵の女の子キャラが映っており、下半分にセリフが表示されているようでした。どうやら「恋愛シミュレーションゲーム」のようです。
その時、男の隣に座っていた50歳くらいの男性が、ゲームに夢中な彼の肩を指でつつきました。眉間に皺を寄せ、耳に自分の手を持っていってジェスチャー。音がうるさいからどうにかしなさい、という意味でしょう。ところが、若い男は何の返事もせず、視線をそらし、ゲーム機をいったん膝の上に置きました。そして、自分のジャケットに付いているフードを頭からすっぽりかぶり、ゲームを再開しました。
実話ですよ。
注意した男性は、先程まではおかんむりでしたが、今や、呆然としています。きっと、ゲーム男の異星人的な対応に度肝を抜かれたのでしょう。はたで見ているだけの、わたしの度肝も抜かれるくらいですから間違いありません。
「あたし、まだ成長期なんだからね!」
そのような、ゲーム中の女の子のキャラクターボイスが車内にこだますると、そこはまさしく異次元でありました。なお、この一連の出来事に比べれば些細なことに思えますが、ゲーム男は多少混んでいる電車の座席を、自分の体とカバンで2人分占領していました。全部実話ですよ。
やがて電車は次の駅に着き、筆者の駅まであと一駅となりました。ゲーム男の近くにいたくなかったので、多少空いたのを見て、離れたドアの側に移動する筆者。しかし、その刹那、筆者を襲ったものがありました。
(こ…香ばしい!?)
その一体に充満する、油で揚げた食べ物のにおい。これは一体…と思って座席の方を見ると、そこには、コンビニで買ったらしいハッシュドブラウン(もしかしたらフライドチキンかも)を真顔でモリモリ食べている20歳くらいの男が座っておりました。席の左右はどちらも空いていましたが、男の左側の座席にはコンビニの袋とペットボトルが、ピクニックよろしく陳列されておりました。なんとまあ…
すぐ降りられるのを神様に感謝しつつ、逃げるようにいつもの駅で降車しました。揚げ物男の傍らのペットボトルが「カルピスウォーター」でなければあれほどのショックは受けなかったでしょう。揚げ物食べてカルピス飲むのか…
くどいようですが、全部実話ですからね。
それにしても、あれですね。
最近の若者は、かなりカッコ悪くなりましたね。
女の子なんか、素敵な彼氏を見つけるのが難しくなって大変かもしれません、男の身ながら同情します…というのは真っ赤な嘘です、すみません。
帰りの電車の中で、実家の最寄り駅まであと2駅というところまで来たときのこと。不意に、車内で妙な電子音に気づきました。音のする方向を見ると、座席に座っている20歳くらいの男が両手に持っているゲーム機が目に入りました。ヘッドフォンも付けず、普通に音を出してゲームをプレイしているようです。
画面が見える位置に立っていたので、なんの気無しに見てみると、画面中央にアニメ絵の女の子キャラが映っており、下半分にセリフが表示されているようでした。どうやら「恋愛シミュレーションゲーム」のようです。
その時、男の隣に座っていた50歳くらいの男性が、ゲームに夢中な彼の肩を指でつつきました。眉間に皺を寄せ、耳に自分の手を持っていってジェスチャー。音がうるさいからどうにかしなさい、という意味でしょう。ところが、若い男は何の返事もせず、視線をそらし、ゲーム機をいったん膝の上に置きました。そして、自分のジャケットに付いているフードを頭からすっぽりかぶり、ゲームを再開しました。
実話ですよ。
注意した男性は、先程まではおかんむりでしたが、今や、呆然としています。きっと、ゲーム男の異星人的な対応に度肝を抜かれたのでしょう。はたで見ているだけの、わたしの度肝も抜かれるくらいですから間違いありません。
「あたし、まだ成長期なんだからね!」
そのような、ゲーム中の女の子のキャラクターボイスが車内にこだますると、そこはまさしく異次元でありました。なお、この一連の出来事に比べれば些細なことに思えますが、ゲーム男は多少混んでいる電車の座席を、自分の体とカバンで2人分占領していました。全部実話ですよ。
やがて電車は次の駅に着き、筆者の駅まであと一駅となりました。ゲーム男の近くにいたくなかったので、多少空いたのを見て、離れたドアの側に移動する筆者。しかし、その刹那、筆者を襲ったものがありました。
(こ…香ばしい!?)
その一体に充満する、油で揚げた食べ物のにおい。これは一体…と思って座席の方を見ると、そこには、コンビニで買ったらしいハッシュドブラウン(もしかしたらフライドチキンかも)を真顔でモリモリ食べている20歳くらいの男が座っておりました。席の左右はどちらも空いていましたが、男の左側の座席にはコンビニの袋とペットボトルが、ピクニックよろしく陳列されておりました。なんとまあ…
すぐ降りられるのを神様に感謝しつつ、逃げるようにいつもの駅で降車しました。揚げ物男の傍らのペットボトルが「カルピスウォーター」でなければあれほどのショックは受けなかったでしょう。揚げ物食べてカルピス飲むのか…
くどいようですが、全部実話ですからね。
それにしても、あれですね。
最近の若者は、かなりカッコ悪くなりましたね。
女の子なんか、素敵な彼氏を見つけるのが難しくなって大変かもしれません、男の身ながら同情します…というのは真っ赤な嘘です、すみません。
2011-04-05 20:38
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