ハネムーン（６）祖母と伯父と従姉妹一家

そして、日曜。
プラザ姫路ホテルをチェックアウトし、近くの喫茶店でアーモンドトーストのモーニングセットを食べ、一路、加古川へ。父の故郷であり、祖母、伯父、そして従姉妹一家が住んでいます。いざ結婚報告に！

祖母は、また耳が少し遠くなったものの、相変わらず元気でした。現在、91歳。外出は最近、一人では多少不安があるといいますが、家の中では自分の足で歩いています。そして何より、頭がはっきりしています。こちらの話した事が聞き取れさえすれば、会話のキャッチボールをする事ができます。前に一度会った、さーちゃんの事ももちろん覚えていて、とても嬉しそうにしていました。こんなありがたいことはありません。ありがとう、二人とも。

＊　＊　＊

その後、すぐ近くに住む伯父の家に挨拶に行き、従姉妹一家と合流しました。従姉妹の娘さんは5歳、息子さんは2歳。2年前に比べて大きくなったなあ…

そしてみんなで昼食に。連れて行ってもらったのは、「丸万」という、長い歴史のある大衆食堂風のお店。ここで加古川のご当地メニュー「かつめし」を食べたのですが、ここのかつめし、美味しいです！　筆者が色々なお店のかつめしを食べたいと以前言ったのを伯父が覚えていたため、今回、かつめしの美味しいお店に連れて来てくれたのでした。さすが美食家の伯父、人に美味しい物を食べさせるのも得意な模様。

食事の後は、伯父の家に戻って、四方山話をしながら子供達に遊んでもらったり。5歳の娘さん（伯父からすると孫）、2年前は字が書けなかったのに、すでに平仮名で文章が書けるようになっていました。2歳の息子さんは、2年前は赤ちゃんだったのが、今ではあちこち歩きまわっています。子供の成長の早さには、驚かされるばかりです。

最後に先祖代々のお墓に参って、帰途につきました。駅までの道の途中で、祖母がよくお参りに来るお地蔵さんに参るのも忘れずに。

ここで生まれたわけでも、育ったわけでもありませんが、なぜか落ち着く街、加古川。ぜひまた来たいです。もちろん二人で。