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ささやかな気配りがひそかな侮辱に? [家族・友人]

先日の豚マンの話が意外と好評で、約1名の読者の方からは「Flashアニメ版が見てみたい」とまで言われた。わたしも見たいので自分で作って下さい。

それはさておき、また家族の話である。

ある日、夜10時頃に筆者が帰宅すると、家の中は真っ暗だった。しかし父の気配がない。予定表を見る限りでは、これから帰ってくることになっていた。

普段はまず食事を採り、次いで風呂に入る筆者であったが、父が後で帰ることを考え、先に風呂に入った。ぬるくなりつつあった風呂の湯を、ある程度温めて、入り、追い焚きして熱くして、設定温度になる前に出る。追い焚きはそのまま。こうしておけば、父は帰ってすぐに、好みの温度の風呂に入ることができるのだ。

そして筆者の読み通り、筆者が風呂から出てすぐに父が帰ってきて、風呂が沸いていることを告げるとすぐ浴室に向かった。きっと嬉しいに違いない。ああ、いいことをした。

そう思っていたが、あることに気づいてしまった。

見方を変えれば、一家の長たる父が、最後に風呂に入るように仕向けてしまったのだ。

伝統的な日本の父なら、激昂するか、または黙って哀しむか。伝統的な日本の母なら、「おとうさんを最後に入らせるなんて」と責められるか、「もっと思いやりをもって」とたしなめられるか。

幸い、我が家は伝統的な日本の家庭とは全くもってほど遠いので、誰も全然気にしなかった。それどころかこの晩、父は後がつかえていないので、かなり長い間入浴を楽しめたようである。

ささやかな気配りがひそかな侮辱に、なるわけもない我が家族。
ああマイファミリー、やっぱりサイコーだぜ。
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