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台風12号により断水相次ぐ

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大型で強い台風12号は、筆者の住む近辺でも多量の雨を降らせましたが目立った被害はなく、昨日5日の午後、日本海上で温帯低気圧に変わりました。幸い、物が壊れたり植物が倒れたりすることもなく、名残りらしい名残りといえば満タンになった雨水貯水タンクが2基のみです。

しかし今日、仕事から帰ってきて朝日新聞の夕刊を見ると、川で洗濯をしているお年寄りの写真、また、水をもらうために容器を持って並ぶ人々の写真が載っていました。小見出しは「那智勝浦 断水 町内の8割」とあります。

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四国に上陸した台風12号でしたが、報道によると和歌山・奈良の方が被害が大きいようです。停電と、電話の不通まではニュース等で知っていましたが、言われてみれば、ライフラインの中でも最も重要な水道のことを失念しておりました。

記事によると、那智勝浦町は4日(土)夜中から断水しており、今日も人々が給水車の到着を待っていたとのことです。家族や自治体が水道水を配達してくれたりもしているようですが、さすがに水道の蛇口をひねれば水が出る、という便利さには代え難いでしょう。

写真の川の水ですが、洗濯、トイレ、手洗いなどに活用されているそうです。我が家の雨水タンクの水も、非常時にはそれくらいの使い道ならあると、改めて思いました。しかし、水道が一時的に止まるだけなら雨水タンクの水も使えるでしょうが、今回のように、鉄砲水や土砂崩れで送水システム自体がダメージを受けてしまうような災害なら、雨水タンクもおそらく、流されるか埋まるかしてしまうでしょう。

備えよ常に、とは言うものの、自然の猛威にはどうしようもない部分の方が多い、と思ってしまいました。今年はつくづく、自然災害に考えさせられます。
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