ヘクターと子供達 [ヘクター]
うちのヘクターは、実は子供が苦手です。
なんでも昔、縄跳びをしていた子に近寄ろうとして、ロープに当たってしまい、それ以来すべての子供を敬遠するようになったとか。今でも、子供の気配がするとそそくさと家の奥に引っ込んでしまいます。
ところが今日、母が子ども図書館「みどり文庫」を開いて、保護者の方々と話し合っていると、ヘクターがやってきました。大人しかいないので堂々と入ってきて、嬉しそうにワンワン言いながら色々なことをしていたそうです。
しかし、子供達が部屋に入ってくると状況は一変。逃げ場のないヘクター、子供達に取り囲まれ、観念したように伏せの体勢になったとか。
そして神妙な顔でナデナデされたり、肉球を触られたりしていましたが、誰かが胸のフサフサしたところをなで始めると、なんと、気持ち良さそうに足をヒクヒクさせたそうです。どうやら相手が苦手な子どもでも、気持ちのいい箇所をなでられると嬉しいようです。
しかし特に子どもへのトラウマが消えてなくなったわけではなく、隙をみてこっそり出ていったとか。
母いわく、最近はこの田舎町でもマンション住まいで、日常生活で犬に触れる機会のない子供達が多いとのこと。だとしたら、今日は大任を果たしてくれたことになりますね。お疲れ様でした。
2011-09-07 23:56
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