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節電 vs. 熱中症(駅の待合室について) [日記・雑感]

昨日の面接の帰り道のことです。

普段滅多に乗らない阪神電車の駅で、大阪方面に帰るための電車を待つ事になりました。駅まで歩いてきて、かなり汗をかいていたのでまず自販機で水分補給。そしてホームに上がってクーラーの効いた待合室で体温を下げよう…と思ったら、待合室の自動ドアは開いたままでした。中を見ると薄暗く、入口にはこう書かれた紙が貼ってありました。


「待合所空調停止のお知らせ」
(暑過ぎて写真を撮る気力もなし)


昨今の社会情勢云々、待合室の空調は節電のため終日停止しているとの事。そう言えば近鉄も同じ事をしていると、どこかで読んだことがあります。

それにしても、節電のための「空調の終日停止」はおかしいと思います。

関西電力が節電を呼びかけているのは、「平日昼間」です。具体的には「9時〜20時」の間です(企業の事務所や工場が操業している時間帯)。通勤時間である9時前、及び、まだ帰途に着く人が大勢居るであろう20時以降、節電のため空調を切るのは本来の節電の意図から外れていると思います。

もちろん省エネ、CO2削減という目的であれば「終日空調OFF」も頷けますが、今夏の関西電力の「節電のお願い」は、電力の供給を需要が上回らないようにするためのものですから、「始発〜午前9時まで」及び「20時〜終電まで」の時間帯は通常通り、各駅の待合室をクーラーで冷やして欲しいものです。節電要請されていない時間帯に空調を止めて、駅で熱中症患者が出た場合、鉄道会社は激しく非難されるでしょうが、実際に患者が出てからでは遅いのです。

最後になりましたが、奇特な読者の皆様も、熱中症にならないよう水分補給はしっかりと。また、節電にこだわり過ぎるあまり体調など崩されませんよう。
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