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祖母と胴切れのお地蔵様 [家族・友人]

祖母の様子を見に行ってきました。

祖母が自宅内で転んだのは火曜の夜遅く、もうヘルパーさんも帰ってしまった後でした。頭を打って流血したので、大声で助けを呼んだところ、たまたま祖母宅にいた伯母が聞きつけ、救急車を呼んで、伯父が付き添って、と…完全な同居ではなく、一部つながった二軒の家に分かれて住んでいる祖母と伯父夫婦。伯母さんがタイミング良くいてくれて良かったです。

こめかみを切っていたため、火曜の晩は傷を縫って、翌水曜にCTスキャンを受け、異常なしということで家に戻った祖母。それにしても、筆者も数日前にドアに右のこめかみをぶつけて痛い思いをしたばかり。気になります。水曜は父と、叔母(父の妹)がそれぞれ行って泊まり込み、様子を見ていましたが、特に問題もなく。今日、木曜になって筆者が様子を見に行ってみると、ガーゼと包帯が痛々しいものの、血色も良く、元気なので安心しました。

「わたしなあ、もう今年中に死ぬやろうなあ」

それが第一声なのでびっくりしましたが、そのうちこたつで横になって、幸せそうな顔ですやすや眠り始めたので安心しました。本当にとても楽な表情でした。子供3人(伯父・父・叔母)が全員揃って心配してくれるのだから、きっと嬉しいに違いありません。

それにしても、今回の件、祖母が毎日お参りを欠かさないお地蔵さんのことを考えざるを得ません。

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祖母が日課として、散歩を兼ねて毎日行く地蔵堂。

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地元では有名な、「同切れの地蔵」さんです。

「参勤交代の行列を横切った人が侍に斬られたが、不思議なことに本人は無事で、この地蔵の胴が切られ、この像が身代りになってくれたものと思い、それ以後信心するようになったという伝承があります」

祖母が昔何度も話ししてくれた同切れの地蔵さん。お参りの時に一緒に行ったら、「お地蔵さんの体見てみ」と言われたので見ると、そのいわれの通り、まっぷたつに切れていました。子供心に、これは本当の話だと思ったものです。今日は帰り道で一人でお参りしましたが、右のこめかみに新しい傷が付いてるんじゃないかなあ、と思ってしげしげと見てしまいました。

それはともかく、ありがとうございました。

しかし、後でさーちゃんが電話で言うには、「Kちゃんが身代わりになったみたい」。
確かに筆者がぶつけたのも、祖母が切ったのも右のこめかみです。
不思議な偶然というしかありますまい。
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コメント 2

cecileyvr

身代わり地蔵の現代版?さすが、さーちゃんの指摘、鋭いですね。
by cecileyvr (2011-01-19 11:53) 

管理人K(3X歳)

>>Cecileさん
鋭い指摘でしょう。わたしは頭の中でそういうふうにはつなげられませんでした。さすがは我がフィアンセであります(♡)
by 管理人K(3X歳) (2011-01-19 21:21) 

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