職業訓練特別編(2)面接対策講座・「アサーション」 [職業訓練]
今日の職業訓練は就活対策講座、第2弾でした。
前回は「応募書類の書き方」だったのですが、今回は面接にあたって。そして「入社後の心構え」なるものまでも。これは期待していいかも…
まずは面接対策から。
「服装」のところの説明がふるっています。
(6)ソックス…シューズに合わせ、紺か黒で通気性の良いものを
通気性の良いソックス。これは盲点だったかもしれません。ひょっとするとかなりの数の応募者が、面接官に蒸れたソックスのにおいをかぎつけられて、落とされているかもしれません。ってまさかなあ(汗)
これでつかみはオッケー
このように面接対策はいたって常識的な事柄で終わり、午後からは入社後対策でした。
コーチいわく、新しい環境では良い人間関係を構築することを最重要視すること。そこで是非習得したいスキルがこれ。
アサーション(Assertion)
・本来、心理療法の中の行動療法としてカウンセリングの場で用いられてきた言葉で、相手の立場や人権を尊重しお互いを大切にしながら素直にコミュニケーションをする自己表現法です。
さて、細かい事はロールプレイをしてから、ということですが、例題(1)はこちら。
【友人との間で】
B子さんは毎週欠かさず連続ドラマを見ています。そして楽しみにしていた最終回が始まり、ドラマはいよいよクライマックスです。その時、友人から電話がかかりました。主人と喧嘩をし離婚するつもりだと涙声で彼の悪口を喋りだしました。その時B子さんの行動は…
ノン・アサーティヴ
・ドラマを見たいのを辛抱し、黙って愚痴を聞いてあげ、最終回を見そびれてしまう。
アグレッシブ
・「今、手が離せないことがあるのよ」と電話を切ってしまう。
アサーティヴ
・「 (空白) 」
先生いわく、アサーティヴな対応、すなわちカドを立てずにドラマを見続ける方法を考え、空白のところに書いてみて下さい、とのこと。
…って……
先生…
わたしには無理です○| ̄|_
アサーティヴかどうかはさておき、普通はドラマ見るのあきらめるもんじゃないでしょうか。あ、そうか!
これは無理にアサーティヴにならなくてもいいというひっかけ問題なんですね!
いや、むしろ、意識してノン・アサーティヴに対応せよというべきか…いずれにせよ、友達が離婚するっていうのに電話を切ってしまうようでは人間としてダメということで。
「はい、これですが、まずは相手をねぎらう言葉をかけましょう。そして頃合いをみてドラマの件について落ち着いて説明し、相手の同意を得ることが出来るようであれば…」
切るのかよ!!
○ ... ... .. | ̄|_
コロコロ
<本日の感想>
休んでも良かったかも。
でも帰りに日本橋でさーちゃんとお茶して楽しかったからいいや
前回は「応募書類の書き方」だったのですが、今回は面接にあたって。そして「入社後の心構え」なるものまでも。これは期待していいかも…
まずは面接対策から。
「服装」のところの説明がふるっています。
(6)ソックス…シューズに合わせ、紺か黒で通気性の良いものを
通気性の良いソックス。これは盲点だったかもしれません。ひょっとするとかなりの数の応募者が、面接官に蒸れたソックスのにおいをかぎつけられて、落とされているかもしれません。ってまさかなあ(汗)
このように面接対策はいたって常識的な事柄で終わり、午後からは入社後対策でした。
コーチいわく、新しい環境では良い人間関係を構築することを最重要視すること。そこで是非習得したいスキルがこれ。
アサーション(Assertion)
・本来、心理療法の中の行動療法としてカウンセリングの場で用いられてきた言葉で、相手の立場や人権を尊重しお互いを大切にしながら素直にコミュニケーションをする自己表現法です。
さて、細かい事はロールプレイをしてから、ということですが、例題(1)はこちら。
【友人との間で】
B子さんは毎週欠かさず連続ドラマを見ています。そして楽しみにしていた最終回が始まり、ドラマはいよいよクライマックスです。その時、友人から電話がかかりました。主人と喧嘩をし離婚するつもりだと涙声で彼の悪口を喋りだしました。その時B子さんの行動は…
ノン・アサーティヴ
・ドラマを見たいのを辛抱し、黙って愚痴を聞いてあげ、最終回を見そびれてしまう。
アグレッシブ
・「今、手が離せないことがあるのよ」と電話を切ってしまう。
アサーティヴ
・「 (空白) 」
先生いわく、アサーティヴな対応、すなわちカドを立てずにドラマを見続ける方法を考え、空白のところに書いてみて下さい、とのこと。
…って……
先生…
わたしには無理です○| ̄|_
アサーティヴかどうかはさておき、普通はドラマ見るのあきらめるもんじゃないでしょうか。あ、そうか!
これは無理にアサーティヴにならなくてもいいというひっかけ問題なんですね!
いや、むしろ、意識してノン・アサーティヴに対応せよというべきか…いずれにせよ、友達が離婚するっていうのに電話を切ってしまうようでは人間としてダメということで。
「はい、これですが、まずは相手をねぎらう言葉をかけましょう。そして頃合いをみてドラマの件について落ち着いて説明し、相手の同意を得ることが出来るようであれば…」
切るのかよ!!
○ ... ... .. | ̄|_
コロコロ
<本日の感想>
休んでも良かったかも。
でも帰りに日本橋でさーちゃんとお茶して楽しかったからいいや
コロコロ・・・って!首が落ちたんですか!
しかし、ひどい例題ですね。
これをそのまま使う講師も、ひどい。
講師のいう解答例なんか、人間としてひどい。
こういう行動心理の例題って、作成するのが難しいのでしょうか?
ちなみに、私の場合は、えーっと・・・
「そもそも、そんなに楽しみにしていたドラマを観ているときには、電話に出ません。」とかいう、困った発言をしたい気持ちを抑えて・・・(笑)
やっぱり「ドラマどころではなく、友人の話を聞く」のが、アサーションなんちゃらはともかく、正しい行動なのでは?、と思われますが。
うーん、やはり例題がひどい。だって、切ってしまったら、このアサーションなるスキルが目的とする良い人間関係は構築できません。
あ、Kさん!
講師のいう無理のある解答例を受け容れるのが、相手を尊重し大切にしながらなんちゃらする、真のアサーションだったのでは?
・・・な~んて(笑)
でも、私も東京しごとセンターの講座とか受けているときに、ん?、って思うことが意外に多くあります。まあ、会社も社会もそんなものなんですよね。
この例題と講師の解答例を、なんの疑問も持たずに受け容れる人がいるのかしら? と思うと、ちょっと恐いな・・・
by Wakana (2010-10-22 03:49)
>>Wakanaさん
電話を切れば、友人関係が切れる!!
究極の選択…ではないと思います。
なるほど、「相手をなだめて穏便に電話を切る」というアホな答えを受け入れるのが真の答えですか! それは新しい視点ですね。
待てよ、ひょっとすると、「さあ、俺のアホな回答に対してアサーティヴになってみろ」という、先生からの挑戦状だったのかも。だとすると、みんな敗北したことになりますが。(全員沈黙してました)
なるほど、やっぱりそちらでも同じようなことがあるんですね。
ちなみにわたしは2年ちょい前に、リクルートの面接講座を受けましたが、今回のより遥かにちゃんとしてました。どうも、こういう事に関してもお役所系はゆるい感じですね…
先生とかアドバイザーとかコンサルタントとか、肩書きのある人の意見を鵜呑みにする人はけっこう居ますからね。特にうちのクラスには多いような気が。アサーション講座より、クリティカルシンキング講座のほうが必要だったかもしれません。
by 管理人K(3X歳) (2010-10-22 22:59)