職業訓練開始：オリエンテーションと教科書販売

ついにこの日がやってきました。



ついに再就職ならず迎えた2010年9月1日。職業訓練「ネットワーク技術養成科」の初日です。

今日は入校式ということで、下記のものを持参するよう指示がされていました。

●ハローワークで交付された書類（受講勧奨通知書）
●教科書の代金（約7500円）
●教科書を持って帰る大き目の袋

「大き目の袋」とかわざわざ指定しなくても、カバン持ってる人はそれでいいし、入らなくても小脇にかかえて帰ればいいのでは。などと思ってしまう筆者は海外生活に慣れすぎているのでしょうか。

さて教室に行ってみますと、ビジネスホテルのシングルルームみたいな小さな部屋に、これも小さな机が15個くらい並んでいて、もうほとんどみんな来ていました。年齢層は20代前半〜50代くらいまで様々でしたが、一見して20代後半から30代後半が多い感じです。男女比は…筆者の卒業した高校くらいです（男子校、笑）

各自のライティングデスク…もといパソコンデスクには大型のノートパソコンがすでに置かれていました。画面は17インチくらいかな？　これを使ってLinuxサーバー構築とかの授業が行われるに違いありませんが、今日は出番無し。

まずは校長先生のご挨拶から。うちの父と同い年だというこの方、なかなか実利的で興味をそそられるスピーチをされていました。いわく、この6月にIT産業の強化が日本の国策として推進されることになったので、ここでマジメに勉強すれば前途は薔薇色だそうです。うまいこと言いますね、さすが年の功です。

ご挨拶が終わって、次は事務の方から授業のスケジュールや禁止事項などの説明。授業中に携帯電話を使わないとか、ビルの中は禁煙とか、欠席の際には事前連絡する事とか、全くもって常識の範囲内ですが、やっぱり最初に言っておくほうがいいのでしょう。

次には「対象でない方は休憩に行って下さって結構です」と前置きが入り、「訓練・生活支援給付金」について。条件を満たしていれば補助金が貰える、もしくは借り入れできるのです。

【給付金の支給額】
扶養者あり：月12万円
扶養者なし：月10万円

【資金融資】※年利3.0%
扶養者あり：月上限8万円まで
扶養者なし：月上限5万円まで

（ご注意：以上は筆者の抜き書きです。正確な情報については厚生労働省のHPまたは最寄りのハローワークまでどうぞ。）

筆者は、前にもちょろっと書きましたが、両親と一緒に住んでいる関係で、要件リストの

（4）世帯全体の年収
（5）世帯全体の金融資産の総額

のところで引っかかり、支給対象外です。でも興味があったので教室に残って他の方の様子を見ていました。どうやら3分の2くらいの方が給付を受けられるようです。

この書類チェックが終わったら、次は受講用紙という紙に住所氏名年齢等を書きました。上記の給付対象者は書くところが若干多いようです。そして、最後に教科書販売があって終了。



明日からさっそく授業です。とりあえず3冊の教科書をざっとチェック…などせず、せっかく大阪市内まで出てきたのでさーちゃん（婚約者）と落ち合って、駅まで一緒に歩いてカフェに入って…と久々の二人きりを満喫していましたとさ。

【次回予告】
「初日から午前中欠席？　管理人Ｋのとある事情とは!?」の巻にご期待下さい（笑）