他力本願!?　雨水収集タンク一号機（縦型100L、英国製）：石の上にも3X年＋α　〜もちろんふたり：SSブログ

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他力本願!?　雨水収集タンク一号機（縦型100L、英国製）　[園芸・DIY] [編集]

話はまず一ヶ月前までさかのぼります。

元同僚、Ｍ島さんの結婚式から帰ってきた筆者を待っていたのはコレ。Be Greenという商品名の雨水収集タンクです。縦に長いタイプで、イギリス製。容量100リットルで通常15000円の商品ですが、わけあり品（本体に傷ありとのこと）で12000円でした。ちなみに楽天市場の通販でした。

部品はけっこう少なくて、本体、フタ、台、蛇口、あとは雨樋と本体を接続するパーツが数点。図と見比べると、どこをどうするのか簡単に理解できました。というわけでさっそく設置開始。

うりゃ！

というかけ声はかけなくてもいいのですが、雨水タンクの設置はまず雨樋を切るところから始まります。プラスチックの雨樋だから、ノコギリで簡単に切れました。雨水タンクを設置した時の、吸水口の高さに合わせて数センチ切りとり、下の雨樋を固定している部品をゆるめて、いったん解放してやります。そして空いたスペースに専用キットを装着。

このBe Greenという雨水タンクには、丸い樋用と、四角い樋用のキットがそれぞれ付属しています。ここでは四角い方をくっつけて、さっき外した下の樋を上に押上げ、再びぴったりくっつけます。

そして本体の底に蛇口を取り付け、台に乗せ、樋とつなぎました。約15〜20分ってところですかねえ。あまりにも簡単なので驚きました（笑）

おっと、ちゃんと機能するか試さなくては。

雨樋の雨水収集パーツの隙間から、ペットボトルで水を差してみました。ここで高さが狂っていると、雨樋からタンクに水が来なかったり、逆に本体が一杯になっても水の収集が止まらなくなったりしてしまうのですが…

差した水はちゃんと本体に入りました。そして、蛇口もちゃんと機能しています。あとは雨が降るまで待って、逆流しないか確かめましょう。

＊　＊　＊

こういう時に限って降らないもので、確か約10日後、ようやく降ってくれました。

朝方からしとしと降っていましたが、昼前には満タンでした。水量がある点以上には上がらないので、余った水はちゃんと樋に戻っていっているようです。これで一安心。

最後に水質保持のために、銅製品を入れておけばいいという話をネットで読んだので、昔巣鴨の西友で買って結局使わなかった、トイレの節水パーツをここぞとばかりに入れておきましょう。

さてこの一号機、通称「他力本願」ですが、数時間雨が降ったら100L満タンになり、じょうろ約20杯分の水が確保できます。なお、水が満タンで水圧が高いと、ホースをつけてもそれなりに散水できたりすることもわかりました。実用性バッチリだとわかったのですっかり気を良くした筆者。その後、今度は別な場所に設置するために日本製の横型のを購入しました。

次回に続きます。