東京結婚式まとめ(5)式、そして披露宴 [家族・友人]
ヒゲのために遅れをとった筆者こと管理人K。慌てて駒込から、式場のある有楽町へ向かいます。山手線に飛び乗って、有楽町駅からは早足。ここでアンケートを頼まれましたが(白いネクタイつけて早足で歩いてる男をつかまえようとは、何たることよ!)と心の中で毒づいて無言で歩き去りました。
そ し て。
何とか間に合いました。
始まるギリギリに入ったので同僚達と一緒に座れず、ひとりで座りましたがまあいいでしょう。
外国人神父様のことばはこうでした。
「ふたりの人間がともに暮らして行く上で、大切なことは沢山あります。しかし、最も大切なことは、お互いを愛するということです。自分自身を大切にするよりも、より多く、相手のかたを大切にして下さい」
素晴らしい直球!
次いで「誓いますか」の質問には、もちろん「誓います」と答えるM島さんと、花嫁さん。この瞬間からM島さん夫妻ですね。涙が出てきました。悲しい時にも嬉しい時にも、筆者には涙をこらえるという習慣がありません。M島さん、奥さん、いつまでもお幸せに。
* * *
あっさりと式は終わり、休憩をはさんで、披露宴となりました。
ここで式に出ていた元同僚ふたりと改めて挨拶。3人ほとんど同時入社で、またYさんがシンガポールに帰ってからかなり長い間トリオとして働いていた我々。みんなで偉い人とも交渉し、3人増員という奇跡が起こるまでの苦しい時期を3人で乗り切りました。とは言っても仕事のことは思い出したくないのですが。
「Kさん久しぶり、転職は?」
「それが、まだ…」
「帰ってきなよ!」
「いや、いいよ」
予想通りの会話を交わして、とりあえず受付へ。受付を済ませてもといた場所に戻ってくると、なにか見覚えのある顔が…あ、あっ! シンガポール支社のHさんじゃないですか!!
「いやあ、たまたま日本で休暇を過ごす予定を立てたら、丁度いいことに、その間にM島さんの結婚式の日が入ってたんですよ」
本当ですか? またまた〜。それにしても前回お会いしたときはTシャツジーンズだったのが、今日はスーツなので見違えましたね。でも海外に住んでいらっしゃるだけあって、やっぱり実年齢より5歳は若く見えます。
それにしても前回、初めてお会いした最後に「もう会う事もないでしょうね」なんて言って去って行ったくせに、半年も経たぬ間に再会ですか! わからないものですね。
そうこうしていると、他のみんなも次々と現れました。式に出てたのは3人だけだった模様。さて、披露宴開始です。
北海道産帆立貝マリネとアトランティックサーモンのスロークック
初夏の野菜達とクリアトマトの愉しいサラダ
オシェトラキャビア飾り
(寸評)
美味しい素材が沢山ぎっしり入っていて◎。
名前が長過ぎて覚えられないのが難。
ホワイトアスパラガスのポタージュ カプチーノスタイル
可愛いタルトと共に
(寸評)
視覚的にコーヒーをイメージしてしまうため、一口目に美味しさと意外さが突き抜ける。
野菜風味が濃厚で美味しいです。
築地市場より旬の鮮魚のポワレ プチ野菜のフリカッセ
蛤とヴァージンオリーブオイルのさっぱりエマルジョンソース バジルの香り
(寸評)
築地の魚はハズレ無し。筆者が東京で唯一恋しくなる食べものです。
地中海風のさっぱりした味付けが良い魚の味を存分に引き出していました。
ブラッドオレンジのシャーベット
(寸評)
酸っぱい! そして美味しい!!
* * *
ここでお色直し。
新郎新婦が退場し、スピーチなどの行事が途絶えたので、飲み物など適当に飲みつつ、元同僚達と話します。
「転職はどうなの」
「は、いえ、それがまだ。大阪は不景気で、有効求人倍率0.46くらいで…」
「ええ〜、そうなんだ。東京は0.8くらいじゃないかなあ。帰ってきたら?」
「いえ…結構です」
「そう言えば新しいプロジェクトでもうすぐ募集かかるんじゃないかな。応募したら?」
「いえ、やっぱり大阪に住みたいので」
「リモートオフィスでできそうだけど? 聞いてみたら?」
「はぁ…気持ちはありがたいのですが命が惜しいのでもう勘弁して下さい 大丈夫です」
さて、お色直しが終わって新郎新婦の再入場…ってこの音楽は!?
YouはSHOCK!!
Youはshock!!
愛で空が落ちてくる
Youはshock!!
俺の胸に落ちてくる
北斗の拳じゃないですかM島さん!!
すげえぜ…さすがはロス留学中に輸入品で割高の「週刊少年ジャンプ」を毎週購入していた男…
それにしても「愛で空が落ちてくる」という表現は結婚披露宴にはハマってます!
そう思って聞いてみれば、
「熱い心 鎖で繋いでも 今は無駄だよ」
「愛で鼓動早くなる」
「俺の鼓動早くなる」
「お前求めさまよう心 今 熱く燃えてる」
この「Youはshock」、この席にふさわしい純愛ソングと言ってもいいでしょう!
…「邪魔する奴は指先一つでダウンさ」「すべて溶かし無惨に飛び散るはずさ」のあたりはちょっとKYっぽいですが……
何はともあれさすがはM島さん、やってくれました。お二人の目指すものは「笑いの絶えない家庭」だそうですが、M島さんなら大丈夫ですね。でも念のために『逆境ナイン』全6巻でもプレゼントしたくなりましたね。そう言えば引き出物もお贈りしてないし。
(島本和彦『逆境ナイン』①)
…というのは半分冗談ですが(=半分本気)。
それはそれ! として、
特選霜降り国産牛フィレ肉のローストと36時間仕込み赤ワイン煮込み
肉厚原木どんこ椎茸とリヨネーズガレットポテト
鮮やかなグリーンマスタードを添えて
(寸評)
美味しいけど小さい〜
さくさくメレンゲにのせた ほろ苦いチョコレートムースと木苺シャーベット
ホワイトチョコレートチップ ウェディングケーキ
(評)
チョコとシャーベットはどちらも単体でも美味しいのですが、同時に食べると驚愕! 合うのです。甘い濃厚チョコと酸っぱい木イチゴがこんなに合うなんて…
そしてウェディングケーキ。シロップしゅくしゅくですっ…ごく美味しかったです。
なお、お二人は明後日からハネムーンで二週間、アメリカへ。
どうやらM島さんが暮らしていたロスと、ラスベガスにも行くとのこと。いいですねえ。
このあとは近場で元同僚達で飲んで、で、着替えて幼なじみの方達と飲んでいたM島さん本人と偶然遭遇してまた飲んだりと、なかなか飲みました。いい気持ちでした。
M島さん、奥様といつまでもお幸せに。
そ し て。
何とか間に合いました。
始まるギリギリに入ったので同僚達と一緒に座れず、ひとりで座りましたがまあいいでしょう。
外国人神父様のことばはこうでした。
「ふたりの人間がともに暮らして行く上で、大切なことは沢山あります。しかし、最も大切なことは、お互いを愛するということです。自分自身を大切にするよりも、より多く、相手のかたを大切にして下さい」
素晴らしい直球!
次いで「誓いますか」の質問には、もちろん「誓います」と答えるM島さんと、花嫁さん。この瞬間からM島さん夫妻ですね。涙が出てきました。悲しい時にも嬉しい時にも、筆者には涙をこらえるという習慣がありません。M島さん、奥さん、いつまでもお幸せに。
* * *
あっさりと式は終わり、休憩をはさんで、披露宴となりました。
ここで式に出ていた元同僚ふたりと改めて挨拶。3人ほとんど同時入社で、またYさんがシンガポールに帰ってからかなり長い間トリオとして働いていた我々。みんなで偉い人とも交渉し、3人増員という奇跡が起こるまでの苦しい時期を3人で乗り切りました。とは言っても仕事のことは思い出したくないのですが。
「Kさん久しぶり、転職は?」
「それが、まだ…」
「帰ってきなよ!」
「いや、いいよ」
予想通りの会話を交わして、とりあえず受付へ。受付を済ませてもといた場所に戻ってくると、なにか見覚えのある顔が…あ、あっ! シンガポール支社のHさんじゃないですか!!
「いやあ、たまたま日本で休暇を過ごす予定を立てたら、丁度いいことに、その間にM島さんの結婚式の日が入ってたんですよ」
本当ですか? またまた〜。それにしても前回お会いしたときはTシャツジーンズだったのが、今日はスーツなので見違えましたね。でも海外に住んでいらっしゃるだけあって、やっぱり実年齢より5歳は若く見えます。
それにしても前回、初めてお会いした最後に「もう会う事もないでしょうね」なんて言って去って行ったくせに、半年も経たぬ間に再会ですか! わからないものですね。
そうこうしていると、他のみんなも次々と現れました。式に出てたのは3人だけだった模様。さて、披露宴開始です。
北海道産帆立貝マリネとアトランティックサーモンのスロークック
初夏の野菜達とクリアトマトの愉しいサラダ
オシェトラキャビア飾り
(寸評)
美味しい素材が沢山ぎっしり入っていて◎。
名前が長過ぎて覚えられないのが難。
ホワイトアスパラガスのポタージュ カプチーノスタイル
可愛いタルトと共に
(寸評)
視覚的にコーヒーをイメージしてしまうため、一口目に美味しさと意外さが突き抜ける。
野菜風味が濃厚で美味しいです。
築地市場より旬の鮮魚のポワレ プチ野菜のフリカッセ
蛤とヴァージンオリーブオイルのさっぱりエマルジョンソース バジルの香り
(寸評)
築地の魚はハズレ無し。筆者が東京で唯一恋しくなる食べものです。
地中海風のさっぱりした味付けが良い魚の味を存分に引き出していました。
ブラッドオレンジのシャーベット
(寸評)
酸っぱい! そして美味しい!!
* * *
ここでお色直し。
新郎新婦が退場し、スピーチなどの行事が途絶えたので、飲み物など適当に飲みつつ、元同僚達と話します。
「転職はどうなの」
「は、いえ、それがまだ。大阪は不景気で、有効求人倍率0.46くらいで…」
「ええ〜、そうなんだ。東京は0.8くらいじゃないかなあ。帰ってきたら?」
「いえ…結構です」
「そう言えば新しいプロジェクトでもうすぐ募集かかるんじゃないかな。応募したら?」
「いえ、やっぱり大阪に住みたいので」
「リモートオフィスでできそうだけど? 聞いてみたら?」
「はぁ…気持ちはありがたいのですが
さて、お色直しが終わって新郎新婦の再入場…ってこの音楽は!?
YouはSHOCK!!
Youはshock!!
愛で空が落ちてくる
Youはshock!!
俺の胸に落ちてくる
北斗の拳じゃないですかM島さん!!
すげえぜ…さすがはロス留学中に輸入品で割高の「週刊少年ジャンプ」を毎週購入していた男…
それにしても「愛で空が落ちてくる」という表現は結婚披露宴にはハマってます!
そう思って聞いてみれば、
「熱い心 鎖で繋いでも 今は無駄だよ」
「愛で鼓動早くなる」
「俺の鼓動早くなる」
「お前求めさまよう心 今 熱く燃えてる」
この「Youはshock」、この席にふさわしい純愛ソングと言ってもいいでしょう!
…「邪魔する奴は指先一つでダウンさ」「すべて溶かし無惨に飛び散るはずさ」のあたりはちょっとKYっぽいですが……
何はともあれさすがはM島さん、やってくれました。お二人の目指すものは「笑いの絶えない家庭」だそうですが、M島さんなら大丈夫ですね。でも念のために『逆境ナイン』全6巻でもプレゼントしたくなりましたね。そう言えば引き出物もお贈りしてないし。
(島本和彦『逆境ナイン』①)
…というのは半分冗談ですが(=半分本気)。
それはそれ! として、
特選霜降り国産牛フィレ肉のローストと36時間仕込み赤ワイン煮込み
肉厚原木どんこ椎茸とリヨネーズガレットポテト
鮮やかなグリーンマスタードを添えて
(寸評)
美味しいけど小さい〜
さくさくメレンゲにのせた ほろ苦いチョコレートムースと木苺シャーベット
ホワイトチョコレートチップ ウェディングケーキ
(評)
チョコとシャーベットはどちらも単体でも美味しいのですが、同時に食べると驚愕! 合うのです。甘い濃厚チョコと酸っぱい木イチゴがこんなに合うなんて…
そしてウェディングケーキ。シロップしゅくしゅくですっ…ごく美味しかったです。
なお、お二人は明後日からハネムーンで二週間、アメリカへ。
どうやらM島さんが暮らしていたロスと、ラスベガスにも行くとのこと。いいですねえ。
このあとは近場で元同僚達で飲んで、で、着替えて幼なじみの方達と飲んでいたM島さん本人と偶然遭遇してまた飲んだりと、なかなか飲みました。いい気持ちでした。
M島さん、奥様といつまでもお幸せに。
2010-06-08 23:32
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