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カゼ引き道 [日記・雑感]

今日もカゼ、治らず。しかしながら症状が軽いのでそれほど苦痛には感じない。

12月にひいたカゼはかなり苦しく、仕事まで休んでしまったがあれに比べるとなんということはない。関東と関西で菌が違うのか、などと思ったが、真面目に考えれば過労と栄養不足だった12月に比べ、休み中で美味しい物をご馳走になりまくっていた最近では体の抵抗力もまるで違うだろうと思った。あと今回は大阪にいる間、GFが文字通りぴったりくっついて看病してくれたから、それが一番効いているだろう。なんにしてももう明日か明後日には問題なくなっていそうだ。などと思いつつ今日新たにもらったしたばかりのPL顆粒(風邪薬)のことに思いを馳せる。

しかし大阪に居た時にカゼを引いたのは半ば当然だった。なぜかというと、大阪ではマスクの着用率がかなり低かったと思うからだ。

東京の町中に比べ、大阪では明らかにマスクをしている人が少なかった。まあ全員が健康体で菌もウィルスも持っていなければ問題ないのだが、さすがにそんなことはないだろう。大阪市内でもマスク姿の人はかなり少なかったが、地元のショッピングモールなどはほぼゼロ、かなり驚いたものだ。

東京では人口密度がさらに高く、かつ、体と体が多少触れ合っても誰も気にしない(筆者のような関西人を除いて)ので、それだけカゼなどをうつされやすいからみんな敏感になっているのかもしれない。しかしながら、昨日今日と、通勤電車の中で咳やくしゃみをしているにもかかわらずマスクをしていない人が近くにいたので、かなり気になった。カゼにしろインフルにしろ、飛沫感染する絶好のチャンスである。

もちろんカゼだけで厄介な上にインフルなどもらいたくないので目一杯距離を開けたが、その前の座席に座っている人々の心情を想像するとかなりつらいものがあった。まさか新聞やカバンを立ててこれ見よがしにブロックするわけにもいかないだろうし、ましてや席を立ったり、「ちょっとあなた、離れてくれませんか」などと言うわけにもいくまい。ましてや「汚物は消毒だ〜!」などと叫ぶやいなや攻撃に転じたりはできないだろう(←そりゃ北斗の拳だ)

真面目な話、手持ちの予備マスクを差し出したくなってしまった筆者であった。持ってなかったからやらなかったが。

誰もが菌やウィルスに感染する可能性があるし、同様に誰もが菌やウィルスを人に伝染させる可能性もある。だからこそマスクはつけてほしい。症状が出ていない時に予防のためにつけるのもいいが、症状が出ているときは人にうつさないよう、率先してつけてほしいものである。しかし世の中そうはいかないようだ。なぜだろうか。

ここで、大阪でマスク着用率が低い事を考えると。大阪と言えば「シブチン」の文化 - 要するになるべくお金を使わないことが美徳とされる社会である。そして、マスク代は馬鹿にならない。今日補充した物は前のよりワンランク落ちるものだったが、5枚で498円だった。(前までのは5枚で598円、100円浮いたぜやった!ってそこが大阪人) マスクをつけていなくてもカゼは引かないかもしれない。そして、仮にひいても病院に行かず、薬を買わずに治す事もできる。そうすればさらに節約できるではないか。

などとマジで考えてしまっている自分がちょっと怖いが、まあもっと真面目な話、こういう時期にはマスクは政府から支給してほしいものである。それも、低能給付金みたいに手続きして郵送してもらうより、官公庁に行ったら手みやげにひとつ持たせてくれるとか、気付いたら住民税の督促状と一緒にポストに入っているとか、そういうさりげない配り方がいい。全部思いつきなのでさらに適当な事を言わせてもらうと、社会福祉法人が赤い羽根募金みたいに赤いマスク募金をするとか、はたまた民間企業が広告入りのマスクを無料配布するとか、けっこう良さそうなのだが。

そう書いていてまた思ったが、真っ赤なマスクを付けた子供の一団が募金を募っていたらまずみんな素通りするだろうし、いくらタダでも「マグロ激安!」とか「¥2000ポッキリ 飲み食い寝そべり放題」とか書かれたマスクを付けて歩くわけにもいかないだろう。まあ何はともあれ、もうちょっとみんな気をつけてほしいものである。などと言っているそばから付け忘れて家を出たせいで、会社のビル内のドラッグストアまでノーマスクで過ごしていたカゼ菌キャリアの筆者であった。
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