上古沢駅から高野山へ [山歩き]
久々に高野山に登ろうと思いたった土曜。
前に行った時は、南海高野線の九度山駅からしばらく歩いて「高野山町石道(こうやさんちょういしみち)」に入り、180ある町石をNo.180からNo.1まで辿りました。
この日は寝過ぎたため、もう少しルートを短縮して、同じく南海高野線の上古沢駅から歩くことにしました。なお、どちらのルートも「和歌山観光情報」Webサイトに掲載されているウォーキングマップを見て歩きました。
まずは南海高野線で高野山方面へ移動。
途中の橋本駅で「こうや花鉄道 天空」をパチリ。
これは、従来の橋本〜高野山の各駅停車区間をノンストップでつなぐ特急列車です。
一度は乗りたいのですが、各駅停車でないと今日のコース出発点で降りられない我々。
普通に従来の各停に乗りかえました。
上古沢駅で降りたのは、我々2人のみ。
駅から、急な細い道を降りていきます。
目指すはあのへんのはず(適当)
もうヒガンバナが咲いていました。
柿はやっと色づき始めたくらい。
と思ったら場所によるようで、もう食べられそうな柿もありました。
駅からの下り道が一段落すると、橋を渡り、国道を横切り、また登ります。
のんびり写真など取っていられたのも、このあたりまで。
山道が始まると、けっこう余裕がなくなりました。
おや、あれは?
幹のあるキノコ?
謎ですが、自然保護と自分保護のため、触ったりせずスルーします。
駅から1時間と少し歩いて、124番目の町石、古峠にさしかかりました。
ここまでで約16kmの行程のうち3km程度。
距離で言うとまだまだあるのですが、前回、ここから先の道を高野山まで登った記憶からすると、一番つらいところは過ぎた感があります。ここから先は、勾配が今までほど無いはずです。
…とはいえ、長い山道を荷物を背負って歩くのは大変で、気づくと約2時間、写真を全く撮らないまま歩き続け、矢立(やたて)の茶屋に到着しました。
町石でいうと60番目、残り約6.5km、夕闇が迫っているので休憩はほとんどせず、先に進みます。
しばらく登って、熊出没情報の看板があったので熊避けの鈴を出して装着。
そして、またしばらく登るといよいよ暗くなってきたので、筆者は懐中電灯を出し、さーちゃんはヘッドランプを装着。これからはナイトハイクです。
怖いのでふたりで歌など歌いながら、暗闇を歩くこと約1時間。
やっと高野山の大門に到着しました。
もうしばらく歩いて、ライトアップされた壇上伽藍・根本大塔(町石の0番)を通り過ぎ、千手院橋東のバス停に到着。6〜7分待つとバスが来ました。素晴らしいタイミングでした。
後はケーブルカー、南海高野線を乗り継いで家に帰りました。
なかなかハードでしたが、何とかやりきれました。
ひとりなら無理かもですが、ふたりなら大丈夫です
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