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「笑顔のお手伝い」バリアフリーコンサート『セロ弾きのゴーシュ』 [ボランティア]

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今日は両親&妹に、さーちゃんも加わって、5人で地元のコンサートに行ってきました♪

場所は大阪府泉佐野市「泉の森ホール」、かなりへんぴな所にありますが、大きく壮麗な建物には驚かされました。泉佐野市の債務状況を鑑みるに、似つかわしくないですが、まあそれはそれ。


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入場券は応募していただいたもので、無料です。お題目は我々一家には馴染みの深い『セロ弾きのゴーシュ』です。

音楽を担当する「プルミエ」は女性3人のピアノ、バイオリン、チェロのトリオ。

舞台に繰り広げられる影絵を担当するのは「影絵劇団 かしの樹」。

司会進行から登場キャラクター全員のセリフを一人で担当する「かしの樹」の青野稔さん。

舞台上で手話による同時通訳を行う、武井誠さんと、学習院大学手話サークルの学生さんお二人。


「バリアフリーコンサート」ということで、一階最前列は車いすの方用の座席、そして、簡単な手話のてほどきが行われました。舞台と観客の間で、できるだけ障害を少なくしようという雰囲気が伝わってきます。

1994年にスタートして以来、日本各地で150回以上行われているのですが、主催は意外な事にアコム株式会社。消費者金融のイメージしかありませんでしたが、良い事をしているのですね〜。

第一部、演奏と歌の部分は、シンプルで短いものが多く、誰にでもとっつきやすい感じでした。ハイライトは手話と、観客も参加しての「さんぽ」(『となりのトトロ』で有名な曲)。

第二部は宮沢賢治原作『セロ弾きのゴーシュ』で、これは何と言っても優美な影絵に目を奪われます。影絵ってもっとカクカクするものだと思っていたのですが、何ともなめらかに動いています。おっと、もちろん手話と、ストーリーの進行に沿って行われる生演奏も素晴らしいです。

またもや、魔法にかけられたようなひとときでした。

最後に印象的だったのは、寄付のお願い。影絵人形を携えた劇団「かしの樹」の方々が出口にて、東日本大震災に対する義援金を募っておられました。チケットが無料だった分、ここでお金を出させてもらいましょう。英語圏のチャリティコンサートを思い出します。

さーちゃんと2人分のつもりで寄付しましたが、さーちゃんも筆者の後で進んで寄付したので、嬉しかったです。

筆者はさーちゃんと2人で最寄り駅まで歩き、両親と妹は車で帰ったのですが、家に帰ると衝撃の事実が。 


母「寄付したよー。100円」

K「100円! 3人で300円?」

母「違う違う、3人分で100円。でも、他の人は全然してなかったよ」

K「…」 


まあ、東日本大震災への義援金はそこら中で求められ、これまでも沢山してきたから、というわけなのですが、それにしてもあれだけ良いものを見せてもらって…寄付はもちろん寄付であって、強制ではありませんが…
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