虫たちの季節 [園芸・DIY]
長い眠りから目覚めた植物たちの天下だった時期はとうに過ぎ、今は育った植物達の中で虫たちが生き生きとしています。
「せっかく育ててる野菜や花が虫に食べられ放題」という言い方もできますが、それはそれ、自然のサイクルですから仕方ありません。食べられたくないものについては、薄めた竹酢液を葉にふりかけて、防護するようにしています。殺虫剤は使う気がありません。
先日、クリサンセマム・ムルチコーレと言うちいさな菊の花の中に、てんとう虫がいるのを見つけました。よく目を凝らしてみると、花の中にいる小さなアブラムシのような虫を食べに来ているようでした。アブラムシは花や茎から養分を吸い取って弱らせてしまい、厄介ですが、筆者はこのように天敵に任せています。
殺虫剤を使えばアブラムシのみならず、てんとう虫まで死んでしまいます。すると、てんとう虫を食べるスズメなどの小鳥なども、食べるものが減って困るでしょう。いくら植物を手軽に守る事ができても、そう考えると嬉しくありません。
ちなみにどうしてもアブラムシを取り除きたい場合、鳥の羽根や絵筆などでなでてやると、危機を感じるのでしょう、ポロポロと落ちていきます。駆除したい対象が少ない場合、これで十分なのではと思います。
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