国際交流基金 関西国際センターで昼食 [食べ歩き]
某転職エージェントから、突然役員面接に送り込まれたのが昨日の話。
給料はいいわ、労働条件はいいわ、商社って言うとなんか瀟洒なイメージが素敵だわで(ああ、くだらねえ…くだらねえけど言いたかった)、とにかく緊張しまくって、前職の職務内容の説明がうまくできなかった筆者でした。英語の筆記試験は楽勝だったのですが…
「前の仕事は複雑怪奇だったから、表を作って持参すればよかった」などと考えながら、浪人生時代にブラブラしてたあたりをブラブラして、家に帰って家族にその話をしました。すると母からこんな話が。
「明日、国際交流センターでお昼食べよか」
そう言えば5年前の今頃、異動したばかりの職場で上司と大喧嘩して、「辞めるかも」と言ったら「映画見に行こうか」という展開になりました。あの時は『星になった少年』見ましたっけ。なつかしい。
* * *
そんなわけで、生まれて初めてりんくうタウンにある国際交流基金 関西国際センターに行ってきました。散歩の途中に橋から見えるのですが、高層ビルから展望レストランが海側に張り出したその姿は、留学センターというより高級ホテルのようです。うちの母の「みどり文庫」にもちょくちょく各国からの留学生がきますが、皆さん国費留学生とかそういう限られた一部の層ばかりらしく、上品でかつ日本語がかなり上手な方ばかりでした。
施設の正面玄関を入ると、竹林や池のある庭があり、眺めがよく、ゆったりしたロビーにはまるでホテルのチェックインのようなデスクが。ここで「食堂利用」の胸を告げるとゲストバッジを渡され、さらに奥に行く事ができるようになります。
※留学生向けの食堂なので、大人数の時は予約なしで行くと断られることがあるそうです
まず目につくのはガラスケースの中のメニュー。20種類もあって、かなり多国籍です!
この施設自体、世界中から留学生がやってくるのですから納得ですね。
ちなみに前回うちの町に来た4人はそれぞれウズベキスタン、スロヴェニア、ボスニア、ルーマニアの出身でした。
「本日のおすすめ」は2種類ありましたが、おや、このチキン南蛮は…
ハラールチキンじゃないですか!
ハラール(halal)はイスラム教圏では重要な概念で、筆者も大雑把にしか知りませんが、イスラム法によって「食べる事が許されたもの」がハラールです。カナダで知り合った友人のムハンマドによると、豚はハラールでないので食べられません。それ以外の肉、例えば牛や鶏の場合、屠殺される時にお祈りがされなければダメだそうです。(他にも色々ある)
ムハンマドによると、カナダにはイスラム教徒向けの店が沢山あり、ハラールの印を頼りに肉を買ったり食べたりすればよいそうな。(参考→当時の記事)
↑ちなみにこれがハラールの印(緑の丸いの)。バンクーバーのデンマン通りにて。店員さんはインドネシアの人でした。
さすがは国際留学センター、ハラールチキンを食べることができるとは。数あるイスラム教圏からの留学生も安心ですね。
ところでハラールの肉は一般の肉より美味しいという説が一部でありますが、筆者も支持者の一人です。ここはぜひ、カナダ以来のハラールフードを…!
と思ったら売り切れ。
悔し紛れに「何だこれ、変な英語だな」と母に報告して、別なものを選びました。
結局、18番のピラフ(トルコ)を注文。母は20番のフォー(ベトナム)。
このピラフが、すっ…
ごく美味しいんですよ。
全体的におだやかなトマト味で、肉とたまねぎの風味がしっかりしていて、そして何よりも、長粒種のお米の炊き込み具合が素晴らしい。煮汁をしっかり吸い込んで、しかしベタベタせず、崩れもせず、いいお米を仕入れて上手に調理してるんだな〜と思いました。外国で安い長粒種のお米を買って失敗した思い出の多々ある筆者ですが、この出来上がりには脱帽です。
ちなみにスープとコーヒー・紅茶が飲み放題でセットになっており、650円でした。今度は是非、ハラールものを食べにきたいですね。
給料はいいわ、労働条件はいいわ、商社って言うとなんか瀟洒なイメージが素敵だわで(ああ、くだらねえ…くだらねえけど言いたかった)、とにかく緊張しまくって、前職の職務内容の説明がうまくできなかった筆者でした。英語の筆記試験は楽勝だったのですが…
「前の仕事は複雑怪奇だったから、表を作って持参すればよかった」などと考えながら、浪人生時代にブラブラしてたあたりをブラブラして、家に帰って家族にその話をしました。すると母からこんな話が。
「明日、国際交流センターでお昼食べよか」
そう言えば5年前の今頃、異動したばかりの職場で上司と大喧嘩して、「辞めるかも」と言ったら「映画見に行こうか」という展開になりました。あの時は『星になった少年』見ましたっけ。なつかしい。
* * *
そんなわけで、生まれて初めてりんくうタウンにある国際交流基金 関西国際センターに行ってきました。散歩の途中に橋から見えるのですが、高層ビルから展望レストランが海側に張り出したその姿は、留学センターというより高級ホテルのようです。うちの母の「みどり文庫」にもちょくちょく各国からの留学生がきますが、皆さん国費留学生とかそういう限られた一部の層ばかりらしく、上品でかつ日本語がかなり上手な方ばかりでした。
施設の正面玄関を入ると、竹林や池のある庭があり、眺めがよく、ゆったりしたロビーにはまるでホテルのチェックインのようなデスクが。ここで「食堂利用」の胸を告げるとゲストバッジを渡され、さらに奥に行く事ができるようになります。
※留学生向けの食堂なので、大人数の時は予約なしで行くと断られることがあるそうです
まず目につくのはガラスケースの中のメニュー。20種類もあって、かなり多国籍です!
この施設自体、世界中から留学生がやってくるのですから納得ですね。
ちなみに前回うちの町に来た4人はそれぞれウズベキスタン、スロヴェニア、ボスニア、ルーマニアの出身でした。
「本日のおすすめ」は2種類ありましたが、おや、このチキン南蛮は…
ハラールチキンじゃないですか!
ハラール(halal)はイスラム教圏では重要な概念で、筆者も大雑把にしか知りませんが、イスラム法によって「食べる事が許されたもの」がハラールです。カナダで知り合った友人のムハンマドによると、豚はハラールでないので食べられません。それ以外の肉、例えば牛や鶏の場合、屠殺される時にお祈りがされなければダメだそうです。(他にも色々ある)
ムハンマドによると、カナダにはイスラム教徒向けの店が沢山あり、ハラールの印を頼りに肉を買ったり食べたりすればよいそうな。(参考→当時の記事)
↑ちなみにこれがハラールの印(緑の丸いの)。バンクーバーのデンマン通りにて。店員さんはインドネシアの人でした。
さすがは国際留学センター、ハラールチキンを食べることができるとは。数あるイスラム教圏からの留学生も安心ですね。
ところでハラールの肉は一般の肉より美味しいという説が一部でありますが、筆者も支持者の一人です。ここはぜひ、カナダ以来のハラールフードを…!
と思ったら売り切れ。
悔し紛れに「何だこれ、変な英語だな」と母に報告して、別なものを選びました。
結局、18番のピラフ(トルコ)を注文。母は20番のフォー(ベトナム)。
このピラフが、すっ…
ごく美味しいんですよ。
全体的におだやかなトマト味で、肉とたまねぎの風味がしっかりしていて、そして何よりも、長粒種のお米の炊き込み具合が素晴らしい。煮汁をしっかり吸い込んで、しかしベタベタせず、崩れもせず、いいお米を仕入れて上手に調理してるんだな〜と思いました。外国で安い長粒種のお米を買って失敗した思い出の多々ある筆者ですが、この出来上がりには脱帽です。
ちなみにスープとコーヒー・紅茶が飲み放題でセットになっており、650円でした。今度は是非、ハラールものを食べにきたいですね。
お安くて、美味しそうですね。いいなぁ~。
普段、なかなか関係していない国のご飯って、すっごく新鮮で、気になります。(食いしん坊なので)
名古屋にも国際センターってのがありますが、いまいちどんな所なのか、良く分かりません。立派なビルだってことくらいで。
それにしても・・・Material was lostって・・・・絶対にそんなこと言わないなぁ~。シンプルにSold Outじゃだめですか??って突っ込み入れたくなりますね(笑)。Lostって・・・どこ行っちゃったんだろう???(あ、しつこいですね)
ハラルのお肉があるなんて、日本じゃ珍しいのかしら?
by KaoriNG (2010-08-20 03:34)
>>KaoriNGさん
いいでしょう。メニュー20種類+日替わり2種ですよ〜♪
名古屋にも国際センター、あるんですか。こちらのコレは、留学生が泊まって食べて学んで、と、ひとつの町みたいな感じです。ボディガード無しで外に出るのに抵抗あるような人には丁度いいかも(笑)
Material was lost!
…って絶対言わないですよね。無理に想像すると、まるで材料を運んでいたトラックが横転、炎上でもしたような感じがしますね(爆)
ついでに言うとSorryもいらないですね。それを言うとまるでスタッフの運転ミスでトラックが横転(以下しつこいので略)
余談ですがFacebookに載せてみたら、その英語の下にマレー語が書いてあるって、驚いてコメントくれたマレーシアの人がいました。英語に関しては特に反応なしで、日本で変な英語を見るのは慣れてるのかも(汗)
by 管理人K(3X歳) (2010-08-20 13:33)