エスケープ [旅行]
三連休の前の晩。
ふたりとも仕事を終え、帰宅してから出発。
京都のとあるログキャビンへ。
たまには静かなところでふたりで過ごしたいのです。
周囲は何の雑音も無く、静寂の中で薪ストーブにあたっていると、
まるで別の世界のようでした。
…「彼ら」の存在に気づくまでは。
後でネットで調べてわかった事ですが、
11月はカメムシの大移動シーズン。
越冬できる温かい場所を求め、
人家に大量に入ってくることがある、と…
我々は迂闊にも、薪ストーブでキャビンを温め、
辺り一帯のカメムシが入ってきたくなるような環境を
作ってしまったのでした。
気付いた時には既に遅く、すでにかなりの数が入ってきていました。
長い戦いを経て眠りについた我々でした。