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2回目のハネムーン 第5日(帰国・スーツケース壊される) [旅行]

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帰りの機内では、「オーシャンズ8」「レディ・プレイヤー1」など、
見てなかった映画を立て続けに観て、退屈することもなく過ごせました。

関西空港に着いたのは日付が変わって火曜日の夕方、
予定時間よりやや早め。今回、最初から最後まで順調です。
しかし、スーツケースを受け取ろうとすると…

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ええ〜っと、何でですかね、
どう見ても私のスーツケースから、
私の今時珍しいガラケーの充電ケーブルが飛び出ていますね…
「検査で開けられたのよ!」とさーちゃん。
手荷物タグに"Natalie"(ナタリー)と署名っぽいのが書いてありますが、
これの意味はよくわかりません。

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ダイヤルロックの着いたラッチも、ちゃんとかけられておらず、
浮いているではないですか。
検査はいいけど、なんていい加減な後始末なんだ…と思ってよく見ると。

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ラッチの受けの金具が破壊されていました。

世間では「非破壊検査」って単語もあるのに、破壊検査ですか…

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スーツケースの中に、手紙が入っていました。
TSA(Transportation Security Administration、運輸保安庁)というところのもので、
・全貨物を検査するが、あなたの荷物は物理検査の対象になった
・禁止された物品が無いかを確認したが、中味は元に戻した
・ロックされていて開けられなかった場合は、鍵を壊して開けた。
 そうせざるを得なかった事は残念だが、必要な安全対策の結果としての損害については
 責任を負わない。
・次回の旅行の際の、荷物の安全確保のための
 詰め方のコツ等はHPを見よ。(tsa.gov)

というようなメッセージでした。
あちこちの空港のシールがけっこう貼ってあるから?
荷物の中に、袋に入った粉(※コーヒー)が入っているのがX線で見えたから?
真相はわかりません。さーちゃんの荷物は検査されておらず、
けっこう後でベルトコンベヤーに出てきました。
きっと物理検査を受ける間、空港で引き止められていた荷物は
後で飛行機に乗せられるから、到着すると先に出てくるのでしょう。

関空のインフォメーションデスクで、どこに苦情を言うべきか相談したら、
米国政府のやっている事なので空港や航空会社の管轄外、弁償もされないだろうとの事。
丁寧で明瞭な説明でした。恐らく私みたいに言う人が多いのでしょうね。

検査の対象になった事はそれほど気になりませんが、
実際問題、ダイヤルロックのラッチが破壊され、
スーツケースがちゃんと閉じなくなってしまっています。
修理するにしても買い換えるにしても、けっこうお金のかかる話です。
家に帰る電車の中でしばし、暗い気分でしたが…

「私も昔、巻いてたベルトを切られたよ」とさーちゃん。

それだ! 不意に解決策がひらめきました。
スーツケース用のベルトを買って、壊されたダイヤルロックの上から
ぐるっと巻いて締めれば、用を足します。
常に答えに導いてくれるさーちゃん。ありがたいです。

そして、後日ネットを見ていると次回アメリカ行きに最適な商品を発見。



TSA職員なら専用の鍵で開けることのできる「TSAロック」を搭載した
スーツケースベルトです。しかも十字型でズレにくそう。
次にアメリカに行けるのはいつかわかりませんが、今度はこれを買って行きましょう。
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