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2018年お盆 Part3 [家族・友人]

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大阪駅から姫路方面へ向かうJR山陽本線の車内から、播州平野を見るのが大好きです。
子供の頃、祖父母のところに行くときは毎回、
淀川を見て喜び、次に海を見て喜んでいましたが、
この平野部を見て喜ぶようになったのは最近です。
住宅がずいぶん増えましたが、ふだん見慣れない平べったい地形に、
遠くまで来た感が湧いてきます。

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一時期ご当地グルメ「カツめし」を売りだしていた加古川市。
今はプロ棋士を多く輩出しているそうで、将棋推しのようです。
詳しくないので何ですが…

暑い中、駅から父の実家に向かい、4年ぶりに呼び鈴を押しました。
祖母が亡くなった後、すっかり足が遠のいていましたが、
中に入ると、4年前から何も変わっていない様子に驚きました。
祖母が晩年、暮らしていた部分は、
祖父が存命中だった頃から全く手付かずのまま残されているような気もします。

仏壇にお参りし、伯父と伯母と4人で話すことしばし。
お墓参りをし、また家に戻ってしばらく話し、あまり遅くなる前に辞去しました。
夕方から、私の父と、叔母たちも来るので、
あまり大勢になってもと思ったからですが、
久しぶりに会って話すと、話題が尽きないのに驚きました。

伯父は肺の調子が悪いのですが、相変わらず快活で、愉快な話しっぷりでした。
前回は「最近の子がアカンのは、体罰がなくなったからや」と言って
少し物議をかもしましたが、今日の金言は2つ。

「ボタンを掛け違えとると気づいたら、掛け直したらええんや」

そして、

「ワシは男尊女卑やからな」

でした。

前者は聞いたままで、誤解があるとわかったらすぐ誤解を解く努力をすること、という事です。
後者は、男尊女卑が今のご時世にそぐわないとわかっていても、自分が昔から慣れ親しんだ考え方から脱却する事はできないという意味です。
歳を取れば取るほど考え方を変えることが難しくなること、
私も昔はわかりませんでしたが、この歳になるとよくわかります。

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帰り際に家庭菜園で、トマトとゴーヤをわけてもらいました。
大阪駅で豚肉と豆腐を買い、夕食は美味しいゴーヤチャンプルーでした。



ちなみに前回会ったときの話:
伯父の物語

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