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入院13日目(術後6日):指に続いて唇も腫れる [入院・弁形成手術]

何度か目が覚めたが、晩から朝までずっと眠れた。
今日は体重68kg、減っている。朝の薬は、昨日の抗生物質が増えて10種類。

指の腫れはかなり引いた。主治医の先生(いったいいつ休んでおられるのか…)の見立てでは虫さされという事で、続くならベッドを変えるという話。しかし木曜にこの病室に戻った時は何も起こらなかった。
金曜か土曜に何かあったかと言うと、これはひょっとしたら、リハビリ室から借りてきた1.5kgの重りが原因かもしれない。リハビリで使われ、汗を沢山吸いこんでいれば、雑菌の温床になり得ると思う。

そのうち、今度は下唇が腫れてきた。朝起きた時に少し違和感があったが、朝食後にかなり腫れてきたので、たまらずナースコールを押した。当直の先生の方では、10種類の薬のうち、どれかの副作用かもしれないという事で、調べていただく事になった。同時に、看護師さん達がベッドのシーツ交換の準備を始めている。

その間、レントゲン検査に行くよう言われ、1Fへ。
いつも外来の人が大勢いるが、日曜なので当然ガラガラ。すぐ撮影が終わって病棟に戻ると、当直の先生より、指と唇の腫れは薬の副作用ではない模様、原因はわからないが、現時点で重大とは思えないため、血液検査はせずに様子を見ましょう、との事。部屋に戻ると、丁度ベッドのシーツを交換していただいているところだった。シーツ交換が終わると清拭をしてもらい、スッキリした。
これで完璧、と思ったら昨日の採血の後に貼ったテープを剥がす時、肌がめくれてしまった。開胸手術の跡と比べると全然だが、これはこれで地味に痛い。軟膏を塗ってガーゼを貼ってもらった。

時間ができたので、足に例の重りを付けて廊下を3往復ばかりした。部屋に戻り、重りを付けたまま椅子に座り、足の上下運動をした。2セットずつやって終わりかけたところに、さーちゃんが来てくれた。
今日は大きな袋を持っている。モンベルと書いてあるので、新しいブーツ? と思ったらローカットのハイキングシューズだった。

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(退院後、自宅にて撮影)

ディスクをつまんで回すと、ワイヤーが締まって足にフィットする仕組み。プーマの一部のシューズに採用されている「ディスクシステム」という仕組みと同様だと思う。モンベルのは「リールアジャストシステム」という名前だった。どっちにしても、前から履いてみたかったのだ。サイズもぴったりだった。

さーちゃんいわく、退院の日には、これを履いて帰るといい。いつも履いているスニーカーがもうかなり古くなっているから、家に帰ってからは、これを履いて雨の日も風の日も歩くといい、ゴアテックスだから防水性もいい、との事。さーちゃんも退院後はそうしていた。自分も同じように、少しでも早く山に登れるように毎日歩こう。ありがとう、さーちゃん。

お昼を食べ、13時になった。面会時間外なので、さーちゃんは一旦病院を出る。少し寝て、起きると、もう2時過ぎだった。昨日くらいからよく眠れるようになった気がする。

15時から19時までは、ふたりだけの時間だった。と言っても4時間しかない。短く感じるのは、実際に短いからだ。話をして、肩をもんでもらったりして、幸せなひと時を過ごす。早く自分たちの家でこうやって過ごしたいと思うが、あまり早く退院して何かあったら困る、とも思う。特に年末年始は不便だろう。
退院は、年明けくらいでもいいかなと言ったら、わかってくれた。同じ経験をしているからこそ、自分の不安もわかってくれるのだ。
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