静かな消防車 [日記・雑感]
家に帰る途中で、消防車を見かけた。
マンションの側にいて、赤いランプを回しているが、煙も水もどこにもない。
10分ほど前にさっきふたりでこの道を通った時にはいなかったが。
サイレンの音もしなかったし。
丁度、信号待ちだったのですぐ近くで待っていたのだが、そのうち、マイクアナウンスがあった。
「布団が電線にひっかかっており、火災の危険があったため出動しました。
布団は撤去し、火災は発生していませんのでご安心下さい」
そういう事か、ちゃんとアナウンスしてくれるとは丁寧な事だ。
これで火事だと誤解する人もいないだろう。
そう思って、家の方に歩き始めると、後ろから小さな子供の声がした。
「かじだー!」
どうやら、まだアナウンスの内容がわかる歳ではないらしい。
「かじだー!」
「かわいいね」そう言って、さーちゃんとふたりで笑った。
マンションの側にいて、赤いランプを回しているが、煙も水もどこにもない。
10分ほど前にさっきふたりでこの道を通った時にはいなかったが。
サイレンの音もしなかったし。
丁度、信号待ちだったのですぐ近くで待っていたのだが、そのうち、マイクアナウンスがあった。
「布団が電線にひっかかっており、火災の危険があったため出動しました。
布団は撤去し、火災は発生していませんのでご安心下さい」
そういう事か、ちゃんとアナウンスしてくれるとは丁寧な事だ。
これで火事だと誤解する人もいないだろう。
そう思って、家の方に歩き始めると、後ろから小さな子供の声がした。
「かじだー!」
どうやら、まだアナウンスの内容がわかる歳ではないらしい。
「かじだー!」
「かわいいね」そう言って、さーちゃんとふたりで笑った。