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(9)会食とオプションと ー No cake, no wedding [予算20万円で結婚式は挙げられるか]

「あっケーキ! ケーキは?」

他にご質問は? と
プランナーさんに尋ねられた時、
さーちゃんが言った台詞だった。

結婚式の花形といえば、花嫁なのであるが、
花嫁のさーちゃん的には、
結婚式の花形はウェディングケーキである。

ケーキカットもさることながら、
それを美味しく食べることが
何よりも重要なのだ。

さーちゃんの普段のポリシーは
No sweets, no life。
そして挙式についてはNo cake, no wedding。
人生には、おやつが必要だ。
いや、むしろおやつを食べるために、人生がある。
3年半つき合って結婚したのだが、
そのへんはかなり最初の方でわかっていた。

ウェディングケーキは基本プラン内に
含まれていなかったので、
プランナーさんに聞いてみると、
¥10,500〜とのこと。

ただし、相当大きなケーキになり、
残っても持って帰ることは出来ないので、
5人分のケーキを作ってもらえるか、
作れるとしたらいくらになるのか、
確認して後日連絡くれるということになった。

オリジナルのケーキもオーダーできるらしいが、
この時に決めたのは「白いケーキ」であるという事だけだった。
さーちゃん的には「2段にするか3段にするか」
という方向性でいたのだが、
持ち帰れないのであきらめてもらった。

新郎と新婦が入刀したケーキを
食べさせ合う「ファーストバイト」を
するかどうか尋ねられたが、
もちろん「Yes!!」と即答。
わざわざ尋ねられる意味が
わからないふたりであった。

ケーキの話が沈静化したところで、
花嫁が頭に飾る「ヘッドパーツ」について。
写真を見せていただき、ブーケとブートニアに合う
生花のヘッドパーツを選んで、注文した。
これは¥5,250。

* * *

そのケーキとヘッドパーツの話に至る前に、
会食についての打ち合わせがあった。

プランメニュー(ひとり¥8,400)に含まれているものの
一覧を見せてもらったが、
素材は「本日の鮮魚」の前菜や、
「季節の鮮魚」の魚料理なのだが、
ひとり¥2,100プラスで魚の種類が決まったり、
さらにプラス(¥840〜4,500)で
スープ・魚料理・デザート・肉料理などが変更できる。

他に面白いと思ったのは、
郷土料理や、「おふくろの味」など、
オリジナルメニューを出してもらうことも
できるという事。
たこせん(※たこ焼きをえびせんべいではさんだ、大阪のおやつ)を
実際に出してもらったカップルもいたという事だ。
そのような話を小一時間ほどしたと思うが、
最後にはプランメニューそのままで出してもらうことにした。

メニューが決まったら、次は挨拶。
食事の最初の挨拶はKの父に頼むことにして、
最後の挨拶は自分で行うことになった。

そして、新婦の、お母さんへの手紙。
手紙を朗読するか、朗読せずに記念品もしくは
花束と一緒に渡すか尋ねられたので、
朗読はすることに。
記念品については、
「一人一人にちなんだ、それぞれの両親への品」を
贈りたいのだが、
日が近いから式場を通してのオーダーは間に合わないため、
百貨店等で探してくることを勧められ、了解。

あとは席札。
人数が少ないので、無くても大丈夫だが、
できれば付けたい。しかし、やはりオーダーは間に合わない。
「必要なら手作りで」と勧められたが、
この時点では保留。

さて会食の打ち合わせも終わり、
最後に、その他のものについての話し合い。
まずウェディングケーキ(一番上に戻る)。
そして引菓子。
式場のカタログから、特に美味しそうだったお菓子を注文。
これは両親に持って帰ってもらうためのもの
…のはずなのだが、ついでに自分たちで
持って帰る分も頼んだ。
普通の結婚式ではまず無いことだろうが、
Kとさーちゃんの結婚式では普通である。

来賓(両親)が来場して、
待っている間のドリンク(1杯¥420)について。
これは当日「注文があったら」出してもらうことにした。
あと、駐車場料金。新郎新婦の駐車料金(¥735)は
プランに含まれているが、来賓の分は自己負担。
この時点では母が車で来ると言っていたので、
後で支払うことにした。

* * *

後日、ウェディングケーキの件で
電話がかかってきた。
5人分のケーキを、¥5,250で作ってくれるという。

白いケーキ、形は四角でお願いした。
なお、もちろん一段だけである。

というわけで、この時に決めた
オプションの経費は以下のようになった。

・ウェディングケーキ ¥5,250
・引菓子(¥1,050 × 4)¥4,200
・紙袋(引菓子用 ¥315x 4)¥1,260
・ヘッドパーツ    ¥5,250
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 小計        ¥15,960

こうして、意外と長くて大変だった
打ち合わせ第一回は終わり、
新たな課題ができた。

誓いの言葉を考える事、両親への署名のお願い、リングピロー探し

そして、記念品を考え、購入すること。
さーちゃんは手紙を書き、
筆者は最後のスピーチを考えること。

大変だけど泣いちゃダメだよ。No Woman, no cry。

(続きます)


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コメント 2

cecileyvr

日本の結婚式ってこうだったんですよね。いやいや細部に亘る打ち合わせ、お疲れ様でした。
写真だけにしておいてヨカッタ~と思わず胸をなでおろしましたよ。
by cecileyvr (2012-04-01 00:31) 

K

>Cecileさん
いや~なかなかやる事が多く、大変…とか言うと、100人超のゲストを呼んで披露宴を行った先輩に怒られそうです。
我々は努力の甲斐あって…おっと、次回をお楽しみに!
by K (2012-04-01 13:36) 

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