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派遣社員のピンキリ [お仕事]

7月末に始めた派遣のお仕事が、終了しました。3月〜6月にしていた仕事と同様、期間限定の案件で、無事契約満了となりました。

余談ですが、同時に求職活動も続けていました。そして思ったのが「やはり書類が通りやすい」ということ(面接は4連敗を喫しましたが)。「仕事ができる状態であること」が証明される事は、意外と重要なようです。

前にも書いたと思いますが、「ブランクが長いと、体が悪いと思われるよ」というアドバイスを受けた事があります。ちなみにこの方自身、

入院に伴い退職 ⇒ 長い求職期間を経るも、仕事決まらず ⇒ 派遣社員として再就職

…という流れで復帰された方でした。

また、今回の職場では元IT業の方と知り合ったのですが、「いやー、こんな畑違いの仕事するくらいなら、求職活動に専念してる方が良かったんですかね」と悔やむような事を仰っておられたので、「いえいえ、働けると言う証拠になりますよ」と言うと、「なるほど、鬱になる人多いですもんね」と納得されておられました。そう来ましたか。

余談はここまでで、ここからが本題です。

今回の案件で、「派遣の仕事ってピンキリだなあ」と改めて思いました。3月〜6月の案件は「ピン」で、今回のが「キリ」です。簡単に比較すると下記のようになります。


【ピン】
・派遣社員全員がそこそこ年配で、長い実務経験を持つ(筆者除く)
・仕事はOJT(実地)で学ぶが、皆スイスイついていった
・厳しい服務規程があるが、誰も違反しなかった
・誰も一度も欠勤しなかった
・必要がある場合、みんなで頑張って残業した
・自分の仕事が終わって手持ち無沙汰になったら、他の仕事がないか聞きにまわった


【キリ】
・派遣社員は全体的に若く、実務経験が少ない感じ
・仕事前に研修を受けるが、あまり身につかない人が多い
・一般的な服務規程があるが、違反者続出
・無断欠勤が多かったらしく、派遣元から注意のメールが来た(何故わたしにまで…)
・残業はしない。定時前になったら片付け準備が定番
・自分の仕事がなくて手持ち無沙汰になったら、ネットサーフィンが定番。これが禁止になったので、お絵描きをする者が続出。


後者の仕事中には特に印象深かった人物が2人いました。

まずは40代後半〜50代前半と思われる男性。会社が倒産してしまったのか、人員整理の憂き目に遭ってしまったのかと思ってしまう年齢の方ですが、この方の仕事ぶりが、実にひどい。特に言葉遣いが悪い。研修でもらったマニュアル完全無視といっても良いくらいです。おかげで、ついにある日、派遣先の社員の方から厳しく注意されていました。そして次の日。なんと、人が変わったかのようにまともに対応しているではありませんか! 「やればできるんじゃないか!」と一瞬感動してしまいましたが、すぐ思い直しました。

だったら最初から真面目にやれよ

と思った次第です。


次に20代後半くらいの男性。筆者から見える席に座っていたのですが、見ているとこれがまたひどい。

・突然鳴り響く、携帯の着信音(禁止事項)
・携帯のメールチェックに余念がない(禁止事項)
・飲み物を普通に飲みながら仕事(禁止事項)
・手が空いている時はネットサーフィン(禁止事項)
・定時になったら指示を待たず、勝手に退出(禁止事項)

一人で5種類もの服務規程違反、それも基本的なものばかり。いやあ、

すごい漢(おとこ)だ

…なんて思うわけありません。「こんなのがいるから派遣社員のイメージが悪くなるんだよな…」と最初は思いました。そしてまた思い直しました。何が問題かって、こういう人がいるのも問題ですが、派遣先が注意しないのが一番の問題ではないでしょうか。

「たかが派遣社員」って派遣先の社員と派遣社員がどちらも思ってると、こんなふうになってしまう気がします。「社員じゃなくても、仕事する以上はちゃんとやる」「給料を払ってる以上、社員じゃなくても仕事はちゃんとしてもらう」って当たり前だと思うんですが。
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コメント 2

も

こっちに帰ってきていたとは♪

元気そうで何より(^^♪


by も (2011-09-30 02:37) 

管理人K(3X歳)

>>もー
お久。相変わらず夜型?
今度また会おうな〜
by 管理人K(3X歳) (2011-09-30 11:49) 

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