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ふたたび歯列矯正(28)リテイナー装着!! [歯]

ついにこの日がやってきました。

前回「リテイナー」作成用の型取り(リテイク)を終え、今日はいよいよリテイナー装着です。

思い起こせば2005年9月、初めてこの矯正歯科医院の門をくぐりました。あれから筆者は一度治療を中断してカナダに行ったり、帰ってきた時にはインプラントの歯が付いていたりで口の中が色々変わりました(なんか嫌な言い方だが…)。

医院の方も、ビルの外観が変わったりクリニック名が変更になったり、色々ありましたが、ついにここまでたどり着きました。今日で矯正終了です。

クリニックのロビーは子どもさん連れの方が多く、いつもより混んでいました。夏休みですからね。待つ事しばし、中に通され、椅子にもたれると、6年前に初回カウンセリングを受けたベテランの先生がやって来ました。最後はやっぱりこの方でないと。

「では、今日は器具を外します」
「はい、お願いします」

我ながら嬉しそうに言う筆者でした。まずはニッパーのような道具が口に入ります。パチン、パチンと音がして、歯を固定していたワイヤーが切り取られていきます。いつもは器具をゆるめて丁寧に外していただき、また新たなワイヤーに交換していただいていたものですが、もうその必要もないのでしょう。

次に、歯の表面に接着されていた器具が外され始めました。ラジオペンチのような道具で、どちらかというと砕いている感じでした。引きはがされるのは痛そうで嫌だったのですが、これなら大丈夫です。ゴリゴリ大きい音がするし、多少揺れますが、痛みはありません。

ここで一旦休憩です。口をゆすいで、椅子に戻ると、顔にタオルをかけられました。口だけが露出している状態です。水が飛ぶからだということでした。口をゆすいだ時にもわかりましたが、歯の表面に接着剤がこびり付いているので、それを落としてくれるのでしょう。

ここが今回の山場でした。歯の表面のいらない物体とはいえ、ガリガリ削られるのはやはり抵抗があります。虫歯治療の記憶のせいか、どうしても痛いような気がしてしまい、かなり緊張します。気を付けていても口が閉じてしまい、先生に「もうちょっと開けて下さい」と何度か言われました。それにしても、タオルが顔にかかっていて良かったです。きっとものすごい顔をしていたでしょうから。

約10分程度の忍耐の末、ついに歯の表面に付いていたものが無くなりました。そして矯正した歯が元に戻るのを防ぐための「リテイナー」が先生の手によって装着されました。おお、ぴったりじゃないですか!

鏡を見せていただくと、白い歯がきれいに並んでいます。不思議な気持ちでした。自分の覚えている、自分の歯並びと全然違っていて、まるで他人の歯のようなのです。でも、喜んでいいんですよね? 

やった、ついにやったぞー! 
ウオオオオオオオオーッ!!
(もちろん心の声です)

感動さめやらぬまま、助手の方からリテイナーの外し方、付け方など諸注意を聞いて、最後に先生とお話ししました。

「ところでそのインプラントですが、できるだけ早めにやり直された方が良いと思いますが、どういう工程になるかおわかりですか」

そう、筆者の場合はこれで終わりではないのです。インプラントの犬歯、今の形では不揃いなので、新しいのにしなければなりません。

「ええ。クラウンを替えるだけだそうなんです」

「そうですか、それなら、今のを外して型を取り、新しいクラウンが出来るまでは仮歯を付けてもらえると思います。その仮歯の状態でこちらにまたいらしていただけますか。リテイナーを削って形を整えるか、もしかすると作り直す必要がありますので」

「わかりました」

歯列矯正、完全終了まであともう一歩。もう少し。ほんのもう少しです。
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