SSブログ

AOL、死してなお [さらばAOLダイアリー]

通勤中に実家に戻ってるエリンギ(妹)からメールがきた。電話が全然つながらないで、苦情がきているそうな。

そう言えば実家のインターネットをAOLからSo-netに変えて以降、たまにネットがつながらない瞬間が断続的にあったが、電話までおかしくなりつつあるとは。とりあえずSo-netに連絡して起点側からループバックテストでもかけてもらえば・・・って職場に着いてないのに仕事モードだ。「つながらなくて苦情」なんて言われるとかなりいけない。それにしても、これはまさか解約したAOLのたたりでは・・・初盆だというのにもう・・・・・・いや何でもない。

そんなアホなことを考えられるうちは余裕もあったのだが、仕事はもめにもめた。

ちょっとした不備で止まっていて、月に20万円くらいの損失が出続けている案件があるのだが、これがついに完全にダメになりそうだ。正式な金額はわからないが、全部合わせて300~400万くらいの損失になりそうである。自分のミスではなく業者のミスなのだが自分の案件であるので、責任は我にあり。結局なんとかしようと思ってエンジニアさんと二人で11時頃まで頑張っていたのだが、あとはお客さんの意向しだいである。月曜がジャッジメント・デイか。そんなことをしていたら、他の案件で不備があるのがわかったが、もう担当者が(当然だが)帰ってしまっていた。明日のこれ、一体どうなるんだ? 土曜だから通常みたいなサポートは受けれないし、しかも担当は土曜でも自分だ・・・ああ、本当にAOLの祟りかもしれない。

エンジニアさんと駅まで歩いていると、ふと、東京では二日前のことを「おととい」としか言わないことに気付いた。確認してみたが、「おとつい」とは言わないのだ。こんな時にふとそんなことに気付いてちょっと感激している自分は、まだ大丈夫だと思った。

ようやく家に帰り、わずか5日間でひどく散らかった部屋に腰を下ろし、GFに電話をしてみた。やはりというかもう眠っているようだから、ごめんとメッセージを残しておいた。今日こそ声が聞きたかったのに、と思う。受話器を置くと、ちょっと無意味なことを無意味に大声で叫んでみたいような衝動にかられたが、疲れていたのでやめた。顔を洗って戻ってくると、ひどく惨めな気分で死にたくなりそうだと思っていたが、そこまでひどくはなかった。開き直っているのか麻痺してるのか。そういえば昼以降、何も食べてないけど何も食べたくない。不健康だが、一食分の食費が浮いたと思えば悪くない。

窓を開けると不意に夜風がひやりとして気持ちがよかった。ベランダに出て台に腰をかけ、プランターから伸びているアサガオの蔓をひとつひとつ目で追っていると、ふとつぼみらしきものがいくつもできていることに気付いた。みんなまだあまりにも小さく、明日や明後日に咲くものではないだろうが、3日後4日後ならどうだろうか。そう思っているとひとりでほくそ笑んでいる自分に気付いた。

Life just goes.
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。