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カナダ移民局からの手紙(3)2009年7月 終わった・・・か? [カナダ]

宛先: 管理人Kの大阪の実家(東京へ転送) 差出人:東京都港区 カナダ大使館ビザセクション

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File number: 013-B-0528-6***-*
July 6, 2009

Dear Mr. K■■ ■■■■■■
We acknowledge receipt of your letter dated January 6, 2009 informing us that you would like to withdraw your application for permanent residence in Canada. Please be informed that action has been taken in this regard and we have now closed your file.

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その最初の一段落にさらっと目を通した時、ほっとした。ようやく終わったのだ。

貴方が2009年1月6日付けでこちらに送付された、カナダ永住権申請の取り下げについてのお手紙を受領しました。ご希望通りに処理はなされ、あなたの申請につきましては終了となったことをご連絡いたします。

日本語で言うとそういうことだ。

強い感情はわいてこなかった。悲しくもない。悔しくもない。憤ってもいない。かといって虚しくもない。少しだけ呼吸して、手紙の続きを読み始める。今後また永住権を申請したければ、新たに申請量を払って改めて申請する事、また移民法は申請した時点での最新のものが適用される事、ひいては申請が通る確約はないということが書かれている。

そんなことはどうでもいい。もともと、移民法改定により申請が通らなくなったからこそ取り下げを要求したのである。自分が知りたいのは、自分が手紙に書いた第二のリクエストに対する答えだ。手紙の、3つの段落の最後のところに目をやる。それは、そこにあった。

「改訂版の移民・難民保護法により、あなたが支払った申請量は全額返金されます」

日本在住の申請者は銀行振込により返金となります。 払い込みの処理には3〜4ヶ月かかる場合があります。

ふううう、と自分は荒い息を吐いた。単身申請料金の550カナダドルが全部戻ってくるのだ。最も、レートは申請当時に比べて20%も悪いが、もともとカナダで稼いだ金だからいいだろう。

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封筒の中にもう一枚入っていた紙は、銀行口座の詳細を記入するためのものだった。これに記入して送ればいいらしい。ただ、申請料金を受領したという、移民局発行のレシートが必要だとも書いてある。移民書類一式はどこに置いただろう? 部屋の中を見回しても見当たらない。きっと実家のほうだ。そんなことすら忘れていた自分は、申請の時とはまるで別人のようだと思った。

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