サヨナラ、AOL(最終通告) [さらばAOLダイアリー]
これは前回、AOLを退会しようとしたら「検討期間」みたいな感じで2ヶ月間の料金を無料にされてしまったので退会できなかった話の続きであります。
6月分はおとなしく無料にされておいて契約継続。そして7月になったので、今日また電話してみました。
「解約したいんですが」と言うと、またもや理由を聞かれました。ちなみに前回伝えたのは以下の通りで、それぞれ反駁というか回答ももらっていました。
・利用料が高い →他社の同帯域のサービスに比べれば安い
・実際の回線速度が遅い →ADSLは最寄り局の距離に左右されるので仕方ない。他社ADSLでも同じなのでこれを機会に光に乗り換えられては?
なかなか上手いですな。っていうか仕事でも使う語彙が頻発してげんなりします(帯域とか)
で、今回は単刀直入にこう伝えました。
「ブログがなくなったからです」
これは効いたようです。向こうの「コンサルタント」さんが少し黙ってましたから。こういう、他社と比較とか技術的分析とかできないもの・・・日本語で言うと思い入れとか、こだわりとか、そのあたりはどうしようもないはずです。英語だったらsentimental valueがあったとでも言いましょうか。
「・・・料金につきましてですが、他社さんの同様のサービスに比べて弊社は価格的にも・・・」
ひと呼吸置いて次の話題へ。AOLダイアリーの件は仕方ないとして、やはり向こうも解約させないため、全力を尽くさないとならないのでしょう。それで給料もらってるんだったら仕方ない。わかります。
(わたしだって仕事で、ゴネゴネのお客さんのところに新しいMPLS回線引いて昔の専用線を廃止したりしますし)
確かに実家のインターネットを他社の、もっと遅いサービスに変えればわたしの懐が幾分か楽になります。しかしお金の話はさておき、「AOLダイアリーを廃止する」という新AOLジャパンの決断に対し、わたしは「それなら解約する」というメッセージを送らなければならないのです。廃止されてからでは遅いって言わないでくださいね。重々承知してますから。
「今はユーザーも減ったし、もう50MBは必要ないんです。それに、もうSo-netに申し込みしました」
ちょっと補足すると、数年前やりとりした時は、AOLジャパンは8Mと50MのADLSをやってました。8Mのほうが安いのですが、こちらはワイヤレスに対応しておらず、2階の自室がかなり離れていた筆者としては50MでワイヤレスGETしなくてはならなかったのです。でもSo-netなら12M、月額1974円でワイヤレスも使えます。しかもしかも、モデムにワイヤレスルーターをつながなくても、モデムに無線LANカード(別売)を差し込むだけでいいのです。これだと無線LANルーターを置くスペースも電源もいらないし、消費電力も低いしと、いい感じなのです。今のAOLがひょっとしたら12Mでワイヤレスできるかもしれませんが、仮にそうだとしてもAOLダイアリーは戻ってきませんからどうでもいいです。
まあなんだかんだ言っても、もう他社に申し込んだってのが最大のポイントだったのではないでしょうか。納得してくれました。これにてAOL解約とあいなりました。
「1999年5月5日よりご利用いただきまして誠にありがとうございました」
と言われた時には、つい「ああ、もうそんなになるんですね」と素で言ってしまいました。
言われてみれば長い年月でした。
さよなら、AOL。
2009-07-04 23:00
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